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小野生奈のプロフィール・レーススタイルと師匠との関係を調査!
今回は、女子ボートレーサーとして圧倒的な存在感を放つ「小野生奈」について紹介しています。
一見華やかな姿のように感じますが、調べてみると裏には誰も知らない努力と挑戦の物語があることがわかりました。
安定したレース運び、鋭いターン、そして時に大胆な仕掛けなど、ファンから人気を集めています。
プライベートでは結婚や夫との関係性が話題になることも多く、レースの強さだけでなく人間的な魅力も注目の的。
そこでこの記事では、小野生奈のプロフィールだけでなく、師匠との関係・レース成績・プライベートの情報まで踏み込んで解説していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
小野生奈のプロフィール
名前 | 小野生奈 |
---|---|
誕生日 | 1988年10月2日 |
出身地・支部 | 福岡県/福岡 |
身長・体重 | 156cm/48kg |
血液型 | B型 |
登録期 | 103期 |
登録番号 | 4530 |
級別 | A1級 |
小野生奈は福岡県出身のボートレーサーです。
幼い時から、明るく活発な性格で外遊びや体を動かすことが大好きな女の子だったとのこと。
小学生時代は運動会やクラブ活動でも人一倍元気で、周囲を笑顔にする「ムードメーカー」だったといわれています。
そんなムードメーカーな小野生奈は、中学ではソフトボール部に入部。
ソフトボールの成績まではわかりませんでしたが、おそらくそこまでの成績を収めることができなかったのかもしれません。
高校は、東海大学付属福岡高等学校に進学。
東海大学付属福岡高等学校はサッカーの名門高校であり、全国大会にも頻繁に出場している強豪校です。
しかし、小野生奈は中学から続けていたソフトボールに入部したとのこと。
サッカーほど名門ではないものの、これまでの成績を見てみると県大会でも結果を残していました。
おそらく部活一筋というわけではなく、文武両道の学生生活を送ったことなのでしょう。
では、そんな小野生奈は、どのようにして競艇と出会ったのか。
次の章で詳しく解説していきます。
競艇を始めたきっかけは父親
小野生奈がボートレースと出会ったのは父親の影響みたいです。
父に連れられて訪れた芦屋競艇場で、女子レーサーの日高逸子選手が男子選手を相手に堂々と渡り合う姿を目の当たりにしたことがきっかけ。
「かっこいい!私もこんなふうに走りたい」と心を動かされました。
この体験が、小野選手がボートレーサーを目指す原点となったようです。
ボートレーサーになる夢を明確に持っていたため、常に努力を続けました。
そして、同世代の友人が進学や就職を考える中で、自分の進むべき道をしっかりと見据えて行動。
その結果、見事に倍率20倍以上と言われている養成所の試験を突破。
晴れてボートレーサーへの一歩を歩むことになりました。
妹は元ボートレーサー
小野生奈は3姉妹の長女です。
そして、末っ子である「小野真歩選手」も競艇選手であることがわかりました。
年齢差は、4歳下とのこと。
そんな、小野真歩も姉小野生奈の影響を受けてレーサーを志したとのことでした。
2013年5月にデビューして、姉妹でこれから競艇界を引っ張っていく存在と期待されていました。
しかし、デビューして7年後の2020年12月27日に引退。
なぜ引退したのかまでは詳しくわかりませんでしたが、成績不振などが影響しているのでしょう。
突如の引退にファンは困惑し、惜しむ声が多く寄せられました。
小野生奈は結婚している?旦那は?
小野生奈は2022年に結婚しています。
そのお相手は、同じボートレーサーの「北山康介選手」です。
さらには、同年には第一子となる男の子を出産しました。
付き合い期間や馴れ初めまでは詳しくわかりませんが、以下の動画で北山康介選手が彼女ができたことを発表しています。
インタビューでは「ポジティブな彼女がいる」と発言。
誰とは発表していませんが、とても惚気ていることがわかりますね(笑)
これが、後に小野生奈だと想像できた方は少ないでしょう。
師匠は吉田弘文
小野生奈の師匠は、同じ福岡支部の吉田弘文選手です。
吉田弘文選手は、過去にSG競走でも優勝したことがある実力者。
レーススタイルは、1号艇からの逃げが最も多いのが特徴です。
しかし、2015年展示航走中に岸壁に衝突し、大怪我を負ってしまいました。
その後、約2年間怪我により出場不可となり、2017年に正式に引退。
そんな惜しまれつつ引退してしまった吉田弘文選手と、小野生奈の出会いは練習中とのこと。
「ターン時のハンドルの切り方に思い切りが足りない」と言われたことが、二人の関係の始まりだったみたいです。
このアドバイスによって「思い切ってハンドルを入れるターン」ができるようになり、それが成績向上にもつながっていきました。
当時の出来事について小野生奈はこのように回答。
「吉田さんのおかげで今の自分がある」
今まで厳しい指導はあったみたいですが、この回答からとても関係値の良さが伝わってきますね。
弟子は奥村明日香選手
小野生奈の弟子には、同じ福岡支部の奥村明日香選手がいます。
2021年にデビューして以降、着々と結果を残してきている期待の新星です。
成績を伸ばし続けている奥村明日香ですが、小野生奈を師匠にした理由はレーススタイルが好きだったとのこと。
さらには、人柄にも惹かれたみたいです。
それがわかる回答がこちら。
「初対面の場合、厳しいことを言ってくれないことが多いのですが、小野さんは言ってくれました。すごく見てもらっていると思えて、2回目にお会いした時に(師事を)お願いしました。」
師匠によって指導方法は異なりますが、奥村明日香にとっては小野生奈の指導があっていることがわかりますね。
また、奥村明日香について詳しく知りたい方は、下記の記事で紹介しています。
気になる方は、ご覧になってみて下さい。
>>若手レーサー奥村明日香は結婚している?師匠との関係やSNSを調査!
レース成績
これまでの小野生奈の成績を以下にまとめました。
グレード | 出場節数 | 出走数 | 1着数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SG | 22 | 184 | 17 | 6.46 | 9.2% | 22.8% | 44.5% |
G1 | 43 | 327 | 60 | 6.36 | 18.3% | 36.3% | 52.6% |
G2 | 24 | 199 | 38 | 6.66 | 19.1% | 36.6% | 55.7% |
G3 | 81 | 796 | 210 | 6.38 | 26.3% | 46.6% | 65.5% |
一般 | 218 | 2020 | 520 | 6.16 | 25.7% | 46.5% | 63.0% |
初出走は2008年11月8日、初勝利は2010年5月6日です。
G1やSGなど重賞競走にも頻繁に出場経験があり、結果を残してきています。
産休などもあり出場できない時期もありましたが、これだけの成績を残すことができるのは一流レーサーの証でしょう。
そんな小野生奈のレーススタイルは、安定したスタート力が持ち味の一つです。
女子レーサーの中でもトップクラスのスタート勘を持ち、コンマ10台前半を狙う攻めのスタートを仕掛ける場面も多く見られます。
特にインコースでは、スリットをしっかり踏み込んで逃げ切りを図る姿が印象的です。
また、吉田弘文さんの指導で「思い切ってハンドルを切る」ことを徹底してきたため、鋭いターンも武器。
この2つを掛け合わすことができるので、大舞台でも結果を残すことができています。
これからどれだけ成績を伸ばしていくのかが、注目です。
2014年に飛び級でA1級
今まで優出はあったものの優勝などはありませんでした。
そんな中で、覚醒したのは2013年です。
2013年シーズンからは特に女子戦で頭角を現し、インコースからの逃げ勝ちだけでなく、アウトコースからのまくり差しなど、多彩な決まり手で勝利を重ねるようになります。
そして、2013年12月26日に蒲郡競艇場で行われた「男女W優勝シリーズ」の女子の部で見事に優勝。
結果的に、勝率・連対率ともに大幅に上昇し、翌2014年にはついに 初のA1級昇格 を果たしました。
また、同年に福岡競艇場で行われた「笹川賞」にファン投票で選ばれ、SG競走に初出場。
A1級はボートレーサーにとっては、「トップレーサーの証」です。
小野生奈にとっても大きな飛躍の年であったことは間違いないでしょう。
2018年に賞金女王に輝く
2018年、小野生奈選手は女子ボートレーサーの頂点を決める「賞金女王決定戦」で見事優勝を果たし、女子賞金女王の座に輝きました。
それまでの小野選手は、女子戦線で常に上位を争う実力者ではあったものの、大舞台であと一歩届かない時期がありました。
しかし、2018年シーズンは安定した成績を積み重ね、女子トップクラスの賞金額を獲得。
迎えた賞金女王決定戦でも、持ち前のスタート力と鋭いターンを武器に、堂々たる走りを披露。
これまでの努力と経験がすべて報われた瞬間であり、本人だけでなくファンにとっても大きな感動を与えました。
小野選手にとって2018年の賞金女王は、ただのタイトル獲得にとどまらず、女子レーサーとしての地位を不動のものにした歴史的な一年といえます。
この栄光は、今後のキャリアにおいても大きな自信となり、さらに成長を続けるための原動力となっているでしょう。
2025年8月一般戦で見事に優勝
2025年8月30日「マクール杯争奪徳山ヴィーナスシリーズ第12戦」で見事に優勝しました。
その時のレースをわかりやすく解説するために、以下の出走表をご覧下さい。
1号艇に田口節子選手、5号艇に鎌倉涼選手が配置されています。
その中で小野生奈は、2号艇からのスタート。
今節はとても調子が良く、どのコースからでも舟券に絡んできているので期待はできそうです。
しかし、内の艇にはベテランレーサーで実力がある田口節子選手が・・・。
スタートで出遅れてしまうことがあれば、厳しいレースでしょう。
さらには、田口節子選手が壁になり、外に流れてしまうなんてことも大いに考えられます。
果たして、これまでの実力を発揮することができるか。
結果は②-①-⑥となり、小野生奈が見事にまくりを決めてレースを制しました。
この結果により5月の芦屋レース以来、2025年で2度目の優勝。
通算では25度目のVとなりました。
後のインタビューで、今回のレースをこのように回答。
「徳山の水面はデビューした時から大好きで乗りやすく、気持ちの良い空気感でレースに臨むことができました。年末のクイーンズクライマックスも視野に入れながら、自分でできることは精一杯やりたいです。」
年末に向けて、期待ができるレース内容でした。
今後の走りにより注目です。
小野生奈のSNSを調査!
レースとは違う表情を見ることができるのが「SNS」です。
SNSを利用することでファンの注目を集めるだけでなく、その後仕事に繋がることもあります。
このようにSNSの使い方は人によって様々です。
そこで、小野生奈を調べたところ、SNSは利用していませんでした。
最近でSNSを利用しない方は極めて珍しいです。
何か理由があるのかもしれませんが、小野生奈は子供がいます。
育児が多忙なので、投稿する暇がない可能性もあるでしょう。
又は、アカウントは持っているけれど、投稿はせず見る専門の可能性もあります。
個人的には、家族写真や競艇仲間とのプライベートが見たいところではありますが・・・。
また、SNSが開設され次第更新していくので楽しみに待ちましょう。
まとめ
今回は、小野生奈について紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
小野生奈は、中学・高校時代はソフトボール部に所属し、体力を鍛えてきました。
そんな部活三昧だった学生時代ですが、競艇との出会いは高校生の時。
父親と行った芦屋競艇場でのレースで、日高逸子選手の走りに感動し、すぐにボートレーサーになることを決意。
その後、20倍という狭き門の養成所試験に見事に一発合格し、夢のボートレーサーになることができました。
ボートレーサーになってからは師匠である吉田弘文の指導を受けながら、徐々に実力をつけていき2014年には念願のA1級に昇格。
さらには、2018年には賞金女王を獲得することができました。
2022年に結婚し育児などでレースから離れることは多かったものの、最近ではその実力を申し分なく発揮して結果を残してきています。
これから行われる年末のクイーンズクライマックスに向けて、ギアを上げていくことは間違ないので期待しましょう。