競艇で稼いでる人は本当にいる？勝ち組の実態と稼ぐための戦略を徹底解説

競艇の舟券だけで生活できる人はごく僅か（数％以下）ですが、実際に存在します。

本記事では、競艇でプラス収支を維持する「勝ち組」の特徴や稼ぐための戦略をデータを交えて解説します。

また、SNSで話題の競艇投資家の実態や注意点にも触れ、現実的な稼ぎ方を考察します。

まずは簡単にこの記事でわかる事の詳細を以下に記載しているので、知りたい情報があるかどうかを参考にしてみてください。

• 競艇の舟券だけで安定的に稼ぎ続けている人は、全体の数％程度とごく少数です。

• ボートレースは控除率25%（払戻率約75%）と不利な条件があり、
  さらに天候や水面状況など不確定要素も多いため、勝ち続けるのは容易ではありません。

• SNS上で高額払戻をアピールする「競艇投資家」も存在しますが、
  実際には舟券の利益だけでなく予想情報の販売などで収益を上げているケースが大半です。

• 本当に競艇の払戻金だけで生活する“勝ち組”は一握りで、
  卓越した予想精度と情報収集力に支えられた独自の手法で期待値の高い舟券を狙っています。

• 競艇で稼ぐには、的中率より回収率（収支）を重視し、
  目標金額を決めて無理な追い上げを避けるなど、堅実な資金管理と戦略が不可欠です。

それでは競艇で稼いでいる人について1つずつ解説していきましょう。

本記事を読み終える頃には稼いでいる人の実態や詳細がわかっているはずです。

競艇で稼いでる人は本当にいる？

結論から言えば、競艇（ボートレース）の舟券で継続的に稼いでいる人は僅かながら存在します。

しかし、その数は非常に限られており、多くのファンはトータルではマイナス収支です。

ある調査では、ボートレースで継続してプラス収支を保てる人は全体の1割にも満たず、舟券の払戻金だけで生活できるレベルの「勝ち組」は全体の1%以下とも言われます。

基本的に競艇は控除率（ハウスエッジ）が25%と定められており、普通に買い続ければ期待値は75%程度に収束します。

そのため何も考えずに遊んでいては勝ち続けることは難しく、胴元（主催者側）に手数料を支払っているようなものなのです。

とはいえ、公営ギャンブルである競艇にもデータ分析や資金管理によって利益を上げている人が確かに存在します。

近年は特にSNS上で高額配当の的中画面や札束の写真を公開する「競艇投資家」たちが話題です。

一例として、インスタグラム上で「月間利益4,500万円」と豪語する「競艇王子」や、月500万円ペースで稼いでいるとされる「競艇投資家テツヤ」などが挙げられます。

彼らは高額な払戻金で高級車やブランド品を購入した様子を発信しており、「ボートレースで大金を稼げる人がいるらしい」と注目を集めました。

ただし、SNSで稼いでいると発信する人の全てが、本当に舟券の利益だけで稼いでいるとは限りません。

実際には後述するように、予想情報の販売やYouTubeなどの広告収入で稼いでいるケースも多く、純粋に舟券だけで大きな利益を出せる人はごく一握りです。

本記事では、競艇で稼いでいる人たちの実態や稼ぐためのポイントについて、データや制度面も踏まえて詳しく解説していきます。

競艇で稼ぐのが難しい理由

競艇の払い戻しで安定して稼ぎ続けるのが難しいのは、主に次の3つの要因によります。

1つずつ解説していくので、『なぜ稼ぐのが難しいの？』と思っている方はよく読んでおきましょう。

要因を知ってるかどうかで、大きく考え方が変わるので必見です。

控除率25%の壁

ボートレースでは法律により舟券売上の25%が主催者側に控除され、残り75%が当たり舟券の購入者に配当されます。

言い換えると、舟券を購入した時点で25%分はマイナスからのスタートになる仕組みです。

例えば1レースで舟券が合計1,000万円売れた場合、約250万円が控除として差し引かれ、残る750万円が的中者で山分けされます（端数処理により実質還元率は約74.8%）。

以下は控除のイメージです。

つまり何も工夫せずランダムに舟券を買い続ければ、理論上は手元に戻るお金は購入額の約3/4に留まります。

当然このままでは勝てないため、控除分を上回る払い戻しを得る必要があります。

これがいかに難しいかは、多くの人が年間収支でマイナスになっている事実が物語っています。

実際、競艇の収支が75%を下回っている人は「負け組」とされるほどで、プラス収支を維持するハードルは高いのです。

天候など不確定要素の影響

もう一つの大きな難点は、レース結果に影響を与える不確定要素が多いことです。

競艇は屋外の水上スポーツであり、天候や風向き・強さ、水面のコンディション（波の高さ、潮の流れなど）の変化によって、展開が大きく狂う場合があります。

どんなに選手やモーターのデータを分析しても、強風で水面が荒れれば波乱が起きやすく、予想外の結果になりかねません。

例えば、江戸川や平和島など水面が荒れやすいボートレース場では、実力上位でも転覆や出遅れが発生し、大波乱の高配当決着となるケースが珍しくありません。

逆に穏やかな晴天の日でも、スタート事故（フライングや出遅れ）やコース取りの駆け引き次第で、思わぬ伏兵が突っ込んでくることもあります。

このように、運や偶然に左右される部分を完全に排除できないのがボートレースの難しさです。

特に、参加するレース数が少ないほど一発の運不運に収支が左右されやすく、短期的に負けが込むリスクがあります。

プラス収支を狙うには長期的な勝負で確率の収束を待つ必要がありますが、そのためにはそれ相応の軍資金も欠かせません。

現実には多くの人がそこまで用意できず、途中で撤退を余儀なくされています。

オッズと的中率のトレードオフ

3つ目の要因は、的中のしやすさと配当オッズの高さはトレードオフ（反比例）の関係にあることです。

競艇は6艇立てで当たりやすい反面、人気サイドの組み合わせはオッズ（配当）が低く抑えられます。

セオリー通りの本命決着を狙えば的中率は上がりますが配当が低いため、大きく稼ぐことはできません。

一方、万舟券（オッズ100倍以上）のような高配当を狙うと滅多に当たらず、資金が尽きてしまう恐れがあります。

言い換えれば、「当たりやすい舟券ほど儲けにくく、儲けやすい高配当舟券ほど当たりにくい」のが競艇の構造です。

このバランスを取るのが非常に難しく、単に的中率を上げる工夫をするだけでは不十分です。

例えばオッズ2倍程度の堅い決着を狙い続けても、何度かに一度外せば利益が吹き飛んでしまいます。

逆に100倍級の穴狙いばかりでは的中率が1%以下になり、回収が追いつきません。

結局、競艇でプラス収支を維持するには的中率と回収率（払戻金÷投資額）のバランスを見極めてレースや買い目を選定する必要があります。

しかし、そのような「期待値」の高い舟券を継続的に見抜くのは簡単ではありません。

多くの人はどこかで判断を誤り、コツコツ積み上げた利益を一度の大敗で失ってしまうことも少なくないのです。

以上のように、控除率・不確定要素・オッズ配分といった要因が重なり、競艇で安定して稼ぎ続けることは非常に難易度が高いと言えます。

下表にポイントをまとめました。

競艇で稼いでいる人の種類と実態

一口に「競艇で稼ぐ」と言っても、その実態は人によって様々です。

大きく分けると、競艇でお金を得ている人は次の3パターンに分類できます。

それでは、それぞれのタイプについて詳しく見ていきましょう。

予想情報の販売で稼ぐケース

Twitter（現X）やインスタグラムなどSNSの普及に伴い、有料で競艇予想を販売する自称「競艇予想屋」が数多く登場しています。

彼らは「競艇で◯◯万円稼いだ」などと謳ってSNS上で集客。

さらに、外部サイト（ブログサービスのnoteなど）で予想を有料公開して、販売したりする手口を取ります。

一見すると的中実績の画像などを掲載して信頼性を装っていますが、実際には後出しや的中したレースのみを誇張している可能性が高く、鵜呑みにするのは危険です。

こうした予想販売で稼ぐ人々は、必ずしも自分自身が舟券でプラス収支とは限りません。

むしろ「自分で舟券では勝てないから、人に予想を売って稼いでいる」ケースも多く見受けられます。

極端な場合、的中率の低い情報を高額で売りつける詐欺まがいの行為も横行しています。

「競艇で稼げる」と謳う宣伝文句に釣られて高額な予想情報を買ってしまうと、結局損をする可能性が高いので注意が必要です。

しかしながら、あくまでもこれは個人で活動しているインフルエンサーに限った話しと言っても過言ではありません。

競艇予想サイトなどだと中には悪徳もあるこそ、本当に稼げる予想や的中率の高い情報を販売している予想サイトも実在します。

大事なのは自分1人で判断せずに、評価サイトや口コミを参考にしてしっかりと優良なモノ悪徳であるかを見定める力です。

競艇の情報発信で稼ぐケース

もう1つのパターンは、競艇に関する情報発信を仕事にして稼いでいる人です。

具体的には、競艇系YouTuberやブロガー、ライターなどがこれに該当します。

彼らはレース予想や検証企画、大勝負企画などの動画・記事コンテンツを配信し、その再生数や閲覧数に応じた広告収入や、関連サイトへのアフィリエイト収入で利益を得ています。

このタイプの人々は、一見すると自分で高額投票して大勝ちしているように見えます。

しかし、実際にはコンテンツを盛り上げるために高額投票を演出しているだけで、舟券収支そのものがプラスかどうかは重要ではありません。

例えば「◯◯万円賭けてみた」「全通りを賭け続ける」といった動画企画は話題になりますが、たとえ負けても動画収益で十分ペイできるため成り立っています。

また、近年メディアに露出している有名な予想家や解説者の中には、「長年プラス収支を維持している」と肩書きを掲げている人もいます。

しかし、そうした人物も実際の収支を公表しているわけでありません。

どちらかと言えば選手情報やモーター知識に詳しい解説のプロであって、収入の柱はメディア出演料や書籍の印税であるケースが多いと考えられます。

要するに、競艇の知識や話術を活かして情報発信で稼いでいるパターンです。

舟券の払戻金だけで稼ぐガチ勢

最後に、真に舟券の払戻金だけで利益を上げている人が僅かながら存在します。

いわゆる「勝ち組」や「プロ舟券師」と呼ばれる層ですが、その実態はほとんど姿を現しません。

彼らは元競艇予想屋や元記者、あるいは金融トレーダーのような経歴を持つと言われ、競艇に関する知識・経験・分析力が飛び抜けて高い人物ばかりです。

常に全国のレース情報を収集・研究し、独自の予想理論やデータ分析手法を確立しており、それを駆使してプラス収支を叩き出しています。

こういった本物の勝ち組は、レアではあるものの一定存在するのも事実です。

しかし、本当に舟券だけで生活できる人は目立つ宣伝をしないので、私たちが目にする事が出来るのはかなりレア。

そんな中でも稼げているとわかる予想家や予想サイトを発見した時はとにかく押さえておいて、買い目だけでも確認しておくと良いでしょう。

競艇で稼げると言われる理由（他競技との比較）

前章までで、競艇で勝ち続ける難しさを見てきました。

しかし一方で、「競艇だからこそ稼げる」という声があるのも事実です。

他の公営競技（競馬・競輪など）と比べて、競艇には予想が当たりやすく勝ちやすい要素がいくつか存在します。

その主なポイントが以下の3点です。

組み合わせが少なく当てやすい

競艇は1レースに出走するボートが6艇のみで、勝ち舟券を当てるための組み合わせ（買い目）の総数が少ないことが特徴です。

最も難しい賭式である3連単（着順1〜3着を順番通り当てる舟券）でも、全通りは120通りしかありません。

これは他の公営競技と比べて桁違いに少ない数字です。

ご覧の通り、ボートレースは3連単でもわずか120通りと、競馬の最大約4,896通りに比べ格段に絞り込みやすいのです。

また、組み合わせが少ない割に高配当も狙える点も見逃せません。

実際、3連単オッズが100倍を超えるような高配当決着もしばしば発生し、中にはオッズ200倍以上の波乱もあります。

理論上、オッズが120倍を超えるレースであれば全通り（120点）買ってもプラスになる計算です。

もちろん全通り買いは非現実的ですが、それだけ「当てやすいのに高配当も期待できる」レースが存在するということになります。

この点は、最低オッズが極端に低くなりがちな競馬に比べ、魅力的な要素です。

理論やデータが豊富に存在する

競艇には長年の蓄積による多くのセオリー（定石）やデータ分析手法があります。

6艇という少人数制ゆえに展開パターンが読みやすく、選手の実力差やコース特性が結果に反映されやすい傾向があります。

そのため、予想理論を構築しやすいのです。

例えば、「1号艇の逃げ（1着）決着は全体の約50%」「追い風が強い日はインコース不利になりやすい」「○○競艇場はまくりより差しが決まりやすい」。

といった具合に、経験則に基づく明確な傾向が数多く知られています。

また、選手の階級・コース別成績、モーターの2連対率や展示タイムといった豊富なデータが公式に公開されており、これらを組み合わせて予想の精度を高めることが可能です。

さらに、競艇では「展示航走」と呼ばれる直前のテスト走行を見ることができ、そこでモーターの気配や選手の調子を判断できます。

これら情報量の多さとパターン化されたセオリーの存在は、他の競技にはない競艇ならではの強みです。

実際、プロの舟券師たちは全国24場の水面特徴や気象条件の影響、モーターの部品交換履歴など細かな点まで把握しています。

分析次第で予想を優位に立てられる余地が大きいことが競艇の魅力だと語っています。

レース数が多くチャンスが多い

3つ目のポイントは、とにかくレース開催数が多いことです。

ボートレースは全国24箇所の持ち回りで年間を通じて開催され、平日・土日を問わずほぼ毎日どこかでレースが行われています。

現在では年間の総レース数が約6万レースにも上り、これは競馬や競輪を大きく上回る規模です。

1日に換算すると平均160レース以上が行われている計算で、「朝から晩までどこかでボートレースをやっている」状態になっています。

レース数が多いということは、それだけ稼げるチャンスも多いということです。

自分の得意な条件や狙いたい配当のレースを厳選して勝負できるため、無理に全レース参加する必要はありません。

例えば「穏やかな水面でインコース有利のレースだけ買う」「荒天のレースは見送る」といった取捨選択が可能。

実際に競艇で勝ち組と言われる人ほど勝負レースを選んでエントリーしている傾向があります。

また、レースが多い分、一度の負けを他のレースですぐに取り返すチャンスも巡ってきます。

競馬のように週末の特定レースだけで勝負が決まってしまうのと異なり、競艇は平日も含めて次々とレースがあるため、資金管理さえしっかりしていれば巻き返す機会が多いのです。

このフットワークの軽さも、競艇で稼ぎやすい要因の一つと言えるでしょう。

以上3点の理由から、実際に「競艇で生活できた」という人々の多くが「他のギャンブルではなく競艇だからこそ勝てる余地があった」と口を揃えます。

もちろん簡単ではありませんが、競艇には知識と戦略次第で勝率・回収率を高められる土壌が整っているのです。

競艇で稼ぐための戦略とルール

最後に、実際に競艇でプラス収支を目指すために知っておきたい戦略と心構えをまとめます。

勝ち組と言われる人々が実践している代表的なルール・考え方は以下の4つです。

月間目標を決め引き際を守る

闇雲に勝負を続けるのではなく、1か月あたりの目標利益額を設定し、それを達成したらスパッと勝負を止めることが大切です。

競艇は控除率25%という「やればやるほど不利になる」仕組みがあるため、欲を出して長くプレイし続けるといずれ負けに転じる可能性が高まります。

ですから、勝っているうちに撤収する勇気を持つことが重要です。

例えば「今月は○万円プラスで終える」と決めたら、その利益を確保した時点で残り期間は勝負しない、という自己ルールを徹底します。

逆に、負けが込んだ場合でも熱くなって取り返そうとせず、予算を超えない範囲で損切りすることが肝心です。

長く稼ぎ続けるには、勝ち逃げと負けの限定が欠かせません。

回収率重視で期待値の高い舟券を選ぶ

先述の通り、競艇では的中率と配当オッズのバランスが重要です。

的中させること自体よりも、購入金額に対してリターンが大きく見込めるか（回収率が高いか）を重視して舟券を選びましょう。

具体的には、自分の予想した展開に対してオッズが割に合うかを判断基準にします。

目安として、以下の表は自分が考える的中確率に対しプラス収支となるために必要なオッズ（水準）です。

例えば「この買い目は20%くらいの確率で当たる」と見込むなら、最低でもオッズ5倍以上ないと賭け損になりやすいことが分かります。

このように期待値（= 的中率 × オッズ）が1以上となる買い目を狙い続ければ理論上はプラス収支に近づきます。

実際には確率の見積もりが難しいですが、配当妙味のない低オッズを避け、「オッズに旨味があるレースか」を常に意識することが重要です。

無謀な万舟券狙いはおすすめできませんが、常に手堅い配当ばかりでは控除率に押し負けてしまいます。

回収率100%超えを狙うには適度に中穴・高配当も絡め、トータルで利益が出る配分を考える必要があります。

そのため、資金配分（ベット額の調整）も含めて収支シミュレーションを行い、長期で回収率100%を超える戦略を探っていきましょう。

情報収集を徹底し予想精度を上げる

競艇で稼ぐには、予想の的中精度を高めることも欠かせません。

闇雲に勘で買うのではなく、手に入る情報は全て活用して勝率を上げましょう。

最低限チェックしておきたい情報は次の通りです。

• 選手情報
  出走表に載っている各選手の級別（A1〜B2）や現在の勝率、
  当地（開催場）での過去成績、直近の着順傾向など。

• モーター情報
  各ボートに搭載されているモーターの2連対率（優勝戦進出率）や前節成績、展示航走での動きやタイム。
  プロペラ交換や整備の有無も確認。

• コース・場の特徴
  開催場ごとのコース別勝率（イン有利度など）、風向風速や潮汐の影響、
  ナイター（夜間）かデイかによる傾向など。

上記は基本中の基本ですが、確認するか否かで予想の精度に大きな差が出ます。

実際、勝ち組の人はこれらの情報を徹底的に調べ上げ、レースごとに精密な予想を組み立てています。

近年はインターネットやデータサービスで過去の膨大なレース結果も参照できるため、時間の許す限り情報武装して臨みましょう。

不確定要素の大きいレースは避ける

勝率を上げ回収率を維持するには、レース選びも戦略のうちです。

言い換えれば、「勝ち目が薄い」と判断したレースには手を出さない勇気を持つことが重要になります。

具体的には、荒天や極端な条件下のレースは見送る判断が有効です。

強風で水面が荒れている日や、大雨・濃霧で視界が悪いレースでは、波乱が起きるリスクが高まります。

また、モーター交換直後で性能が未知数なレース、企画レースで実力差がつきにくい番組（番組=レース編成）など、不確定要素が多いと感じるレースは無理に勝負しない方が賢明です。

実際、競艇で稼いでいる人ほど「今日は条件が悪いから勝負しない」「このレースは見送る」といった冷静な取捨選択をしています。

狙えると判断した好条件のレースにのみ資金を集中させ、無駄な負けをできる限り減らすことがプラス収支への近道です。

「勝つために賭けない選択肢もある」という心得を持ち、常にベストなタイミングだけエントリーするよう心がけましょう。

以上のような戦略とルールを実践することで、競艇で稼げる可能性を最大限に引き上げることができます。

ただし、あくまで確率の勝負である以上、短期的なブレは避けられません。

長期的視野でこれらの戦略を守りつつ、冷静なメンタルを保って挑戦することが大切です。

よくある質問（FAQ）

Q1: 本当に競艇の舟券だけで生活できる人は存在しますか？

A1: ごく僅かですが存在します。
競艇の払戻金だけで安定して生活できる人は全体の1%にも満たないと言われるほど稀ですが、データ分析や資金管理を駆使してプラス収支を維持している勝ち組は実在します。
ただし誰もが簡単に到達できる境地ではなく、長年の経験と努力が必要です。

Q2: インスタやTwitterで「競艇投資家」を名乗る人たちは信用できますか？

A2: 情報商材ビジネスの可能性が高く、慎重に判断すべきです。
SNS上で高額配当の的中画像を載せる人もいますが、実際には舟券の利益より予想情報の販売などで稼いでいるケースが多いです。
中には詐欺まがいの予想販売もあるため、SNSの宣伝をうのみにせず実績や評判をよく確認しましょう。

Q3: 競艇は控除率が25%もあるので絶対に勝てないのですか？

A3: 長期的には不利ですが、工夫次第で勝つことも可能です。
25%の控除率は確かに大きなハンデで、普通に遊べば多くの人はマイナスになります。
しかし、オッズと的中率のバランスを見極めて期待値の高い舟券だけを狙う、無駄なレースは避けるなどの戦略を徹底すれば、控除率を上回る回収率を叩き出すことも不可能ではありません。

Q4: 少ない資金からでも競艇で稼ぐことはできますか？

A4: 可能ですが資金が多い方が有利です。
軍資金が少なくても慎重にレースを選べばプラスを狙えますが、高配当を狙う場合など一時的な連敗に耐えるにはそれなりの資金が必要です。
資金が潤沢な方が分散投資や回収のチャンスが増え、有利に戦えるのは事実です。
まずは無理のない範囲の資金で小さく始め、利益が出たら再投資していくのがおすすめです。

Q5: 3連単以外の券種でも稼ぐことはできますか？

A5: 難易度は上がりますが不可能ではありません。
競艇の他の券種（例えば2連単や拡連複など）は当たりやすい反面、配当が低めで控除率も同じ25%なので、長期的な利益を出すには工夫が要ります。
上級者の多くはリターンの大きい3連単を主戦場にしていますが、的確に絞って点数を抑えれば他の券種でも利益を出すことは充分可能です。

まとめ：競艇で稼ぐことは可能だが…

競艇で稼いでいる人は確かに存在しますが、それは一握りの勝ち組であり、誰もが簡単になれるものではありません。

本記事で解説したように、競艇には難しさもありますがデータと戦略次第で勝率・回収率を高められる余地もあります。

重要なのは、安易な「楽に儲かる」話に飛びつかず、自分なりの理論とルールに基づいて冷静に勝負することです。

まずは少額の資金から今回紹介した戦略を試し、徐々に経験を積んでみてください。

競艇は適切に楽しめばスリルと知的興奮に満ちた娯楽です。

健全な範囲で勝利を積み重ね、ぜひ公営ギャンブルならではの醍醐味を味わっていただければと思います。

あなたのボートレースライフがプラス収支で充実したものになることを願っています！