SGオーシャンカップ

オーシャンカップは、競艇最高クラスの重賞レース「SG」の1つ。
1996年に初めて開催された、SGレースの中では2番目に歴史の浅い大会です。

今回は、そんなオーシャンカップの賞金額や出場条件・歴代優勝者を徹底解説。
レースの特徴を知ることで、今よりも収支は数万円～数十万円は上がります。

それでは、さっそく確認していきましょう！

オーシャンカップ（海の日記念 オーシャンカップ競走）とは？

オーシャンカップは7月下旬～8月上旬にかけて開催。
競艇の賞金で3番目に高い3,300万円が優勝者には贈られます。

1996年「海の日」制定を記念して創設されたSGレースです。
日が長い真夏の開催ということもあり、他のSGレースと比べてナイター開催が多いことでも知られています。

A1級でなくても出られる？オーシャンカップの出場条件は？

オーシャンカップの出場条件は以下のとおり。
また、規定の出走回数に満たなかったり、グランドチャンピオンの優勝戦でスタート事故を起こしたりすると選出除外されてしまうので注意が必要です。

・前年度のオーシャンカップ優勝者
・前年度のボートレースグランプリ（賞金王決定戦）優勝戦出場者6名
・直前のグランドチャンピオン決定戦優勝者
・選考期間内のPG1・G1・G2の優勝戦着順点上位者

オールスターやグランドチャンピオンなどA1級でなければ出られないSGレースが多い中、オーシャンカップは結果さえ出していれば全階級の選手が出場可能。
結果的にA1級の選手が大多数を占めてしまうものの、全ての選手に可能性があるのは下位選手にとっても非常にモチベーションになることでしょう。

オーシャンカップ2023出場選手は？

2023年7月18日(火)から開催されるSG第28回オーシャンカップの出場選手は、総勢52名。以下、出場選手一覧です。

登録番号 ボートレーサー 級別 支部
3388 今垣光太郎 A1 福井
3415 松井繁 A1 大阪
3556 田中信一郎 A1 大阪
3557 太田和美 A1 大阪
3590 濱野谷憲吾 A1 東京
3623 深川真二 A1 佐賀
3716 石渡鉄兵 A1 東京
3719 辻栄蔵 A1 広島
3779 原田幸哉 A1 長崎
3780 魚谷智之 A1 兵庫
3783 瓜生正義 A1 福岡
3854 吉川元浩 A1 兵庫
3941 池田浩二 A1 愛知
3942 寺田祥 A1 山口
3960 菊地孝平 A1 静岡
4013 中島孝平 A1 福井
4019 笠原亮 A1 静岡
4024 井口佳典 A1 三重
4028 田村隆信 A1 徳島
4030 森高一真 A1 香川
4042 丸岡正典 A1 大阪
4044 湯川浩司 A1 大阪
4050 田口節子 A1 岡山
4061 萩原秀人 A1 福井
4168 石野貴之 A1 大阪
4190 長嶋万記 A1 静岡
4262 馬場貴也 A1 滋賀
4290 稲田浩二 A1 兵庫
4296 岡崎恭裕 A1 福岡
4337 平本真之 A1 愛知
4370 山口達也 A1 岡山
4371 西山貴浩 A1 福岡
4391 松田祐季 A1 福井
4397 西村拓也 A1 大阪
4418 茅原悠紀 A1 岡山
4444 桐生順平 A1 埼玉
4445 宮地元輝 A1 佐賀
4459 片岡雅裕 A1 香川
4477 篠崎仁志 A1 福岡
4482 守屋美穂 A1 岡山
4500 山田康二 A1 佐賀
4504 前田将太 A1 福岡
4524 深谷知博 A1 静岡
4573 佐藤翼 A1 埼玉
4586 磯部誠 A1 愛知
4643 近江翔吾 A1 香川
4685 島村隆幸 A1 徳島
4762 藤原啓史朗 A1 岡山
4787 椎名豊 A1 群馬
4804 高田ひかる A1 三重
4831 羽野直也 A1 福岡
4851 関浩哉 A1 群馬

2023年注目を集めるのは、やはり連覇を狙う椎名豊選手(群馬)でしょう。近況でも優出こそ逃しましたが、G2ボートレース甲子園で群馬代表としてオール3連対の活躍を見せていました。初SG制覇となった思い出の祭典で今年も躍動する事に期待したいです。

対抗勢を見ていくと、2023年はボートレース児島で開催されるので、地元岡山勢からは茅原悠紀選手・田口節子選手・山口達也選手・藤原啓史朗選手らの奮闘が期待されています。

中でも、藤原啓史朗選手は前節のG2秩父宮妃記念杯で完全優勝を果たし勢い抜群です。この大一番でも勢いそのままに暴れまくってくれる可能性は可能性は十分にあるでしょう。

遠征組からも、好調さで見るなら凡機でも関係なく上位に食い込める池田浩二選手(愛知)、賞金ランキングトップをひた走る石野貴之選手(大阪)、1月に全グレード制覇を果たした絶対王者の松井繁選手(大阪)など、歴戦の猛者達が複数参戦。

そして、女子戦なら圧倒的な数字を残している守屋美穂選手(岡山)や、まくり姫として注目を集める高田ひかる選手(三重)といった女子レーサーも複数参戦しており、男子相手に負けじとしのぎを削ります。

艇界を代表するエース揃い！過去13年間の歴代優勝者

第27回 2022年【尼崎】　椎名　豊　（1号艇 逃げ）
第26回 2021年【芦屋】　濱野谷　憲吾　（1号艇 逃げ）
第25回 2020年【鳴門】　峰　竜太　（4号艇 差し）
第24回 2019年【常滑】　瓜生　正義　（1号艇 逃げ）
第23回 2018年【若松】　毒島　誠　（2号艇 まくり）
第22回 2017年【丸亀】　峰　竜太　（1号艇 逃げ）
第21回 2016年【鳴門】　石野　貴之　（3号艇 差し）
第20回 2015年【三国】　石野　貴之　（1号艇 逃げ）
第19回 2014年【丸亀】　吉田　拡郎　（1号艇 逃げ）
第18回 2013年【若松】　松井　繁　（1号艇 抜き）
第17回 2012年【尼崎】　井口　佳典　（1号艇 逃げ）
第16回 2011年【蒲郡】　佐々木　康幸　（3号艇 まくり差し）
第15回 2010年【丸亀】　石野　貴之　（1号艇 逃げ）

石野貴之選手は過去13年間で3勝を上げるなど、非常に相性が良い模様です。
1号艇の逃げが鉄板ですが、差し・まくり・まくり差しが決まることも。

例年の傾向としてナイター開催が不定期に入っています。
主に西日本で開催されることが多く、最後に関東でレースが行われたのは2007年の桐生が最後です。

また、気になるのはやはり優勝戦の配当金額。
こちらも確認していきましょう。

第27回 2022年【尼崎】　1-2-5　1,000円（1番人気）
第26回 2021年【芦屋】　1-3-4　2,310円（9番人気）
第25回 2020年【鳴門】　4-3-1　9,350円（27番人気）
第24回 2019年【常滑】　1-5-3　1,390円（14番人気）
第23回 2018年【若松】　2-4-5　16,480円（50番人気）
第22回 2017年【丸亀】　1-4-5　2,740円（12番人気）
第21回 2016年【鳴門】　3-1-2　3,040円（12番人気）
第20回 2015年【三国】　1-2-4　990円（2番人気）
第19回 2014年【丸亀】　1-2-6　2,530円（10番人気）
第18回 2013年【若松】　1-3-6　3,620円（14番人気）
第17回 2012年【尼崎】　1-4-3　2,410円（10番人気）
第16回 2011年【蒲郡】　3-1-4　7,470円（27番人気）
第15回 2010年【丸亀】　1-2-4　1,470円（1番人気）

冬のレースと比べると比較的水面も落ち着いており、大荒れすることは稀。
また、大規模なレースなので投票数も多く、1番人気でも配当が1,000円を超える高配当傾向にあります。

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ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
オーシャンカップの賞金や出場条件・歴代優勝者について解説させていただきました。

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