「競艇はインが有利」という言葉を一度は聞いたことがあるだろう。
故に、1コースを1着にした無難な予想をしている人も一定数いるとは思う。
ただ、イン有利といっても、競艇場によっては「アウトが絡みやすい」「荒れる展開になりやすい」場合もある。
そこで、今回は全国の競艇場24会場を徹底分析し、インが強い競艇場TOP10をまとめた。
合わせて、インが強い理由やインを軸に狙うべきおすすめレースについても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてほしい。
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目次
インが強い競艇場は1コース1着率が高い
インが強い競艇場とは、1コース1着率が高い競艇場を指す。
「競艇場の構造」や「水面との相性」といったイメージで語られることもあるが、最も重要なのは1コースがどれだけ1着を取っているかという客観的なデータだ。
つまり、イン逃げ率が全国平均を上回る競艇場ほどインが強く、反対に全国平均を下回る競艇場ほどインが勝ちにくい競艇場と判断できる。
もちろん、水面の広さや風向きなども勝率に影響する要素だが、これらはインの強さを生み出す要因でもあるので、まずは1コース1着率を基準に確認しよう。
インが強い競艇場TOP10!
競艇では1コースが有利とされているものの、その勝率は競艇場ごとに大きな差がある。
そこで、全国24場ある競艇場の1コース1着率のデータに基づいて「インが強い競艇場ランキングTOP10」にしてまとめた。
- 徳山競艇場(62.7%)
- 大村競艇場(61.6%)
- 下関競艇場(60.9%)
- 芦屋競艇場(60.3%)
- 尼崎競艇場(60.2%)
- 若松競艇場(58.2%)
- 津競艇場(58.0%)
- 常滑競艇場(57.8%)
- 蒲郡競艇場(57.5%)
- 福岡競艇場(57.4%)
各競艇場の1コース1着率に加え、インが強い理由や水面の特徴もあわせて解説しているので、ぜひ競艇予想の参考にしてほしい。
1位:徳山競艇場
| 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 出現率の高い出目 (2連単) |
平均配当 (1-2-3456) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2421 | 8.33 | 62.7% | 78.8% | 1-2(23.6%) | 1,324円 |
引用:艇国データバンク
徳山競艇場は1コース1着率が62.7%とダントツのイン勝率だ。
これだけ1コースが勝ちやすい理由は「朝の時間帯の企画レース」と「追い風が吹きやすい」という特徴が大きい。
企画レースではA1級選手が1コースに配置され、枠番だけでなく実力面でも1号艇が優位になりやすいため、イン逃げが決まる確率は非常に高くなる。
さらに、企画レースは朝の気温が低い時間帯に行われることから、モーターの回転率が上がるため出足が向上する。
その結果、スロー勢でも十分な加速を得られるので、スタートで大きく遅れるケースが少なく、1コースが主導権を握りやすい。
徳山競艇は1年を通して追い風傾向なので、これも加速という点でスロー勢にとって優位に働く要因の1つである。
これらを踏まえ、徳山競艇場では1号艇が強いため、1-2をスジ舟券として予想を組み立てよう。
2位:大村競艇場
| 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 出現率の高い出目 (2連単) |
平均配当 (1-2-3456) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2461 | 8.29 | 61.6% | 78.1% | 1-2(20.8%) | 1,447円 |
引用:艇国データバンク
大村競艇は1マークスタンド側の水面幅が広く、インが先マイを決めやすいため、イン逃げが成功しやすい。
また、大村湾に隣接しているが、潮汐の影響はほとんどなく、1マーク側に設置された防風ネットの効果もあり年中穏やかな水面になっている。
さらに、ピットから2マークまでの距離が長いところで178mある競艇場に対し、大村競艇は91mと短いため前付けが起こりにくく、枠なり進入になりやすいのも特徴だ。
これらの要素を踏まえ、大村競艇では1号艇の逃げを軸に予想を組み立てやすい競艇場といえる。
3位:下関競艇場
| 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 出現率の高い出目 (2連単) |
平均配当 (1-2-3456) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | 8.28 | 60.9% | 78.1% | 1-2(19.1%) | 1,518円 |
引用:艇国データバンク
下関競艇はピットから2マークまでの距離が173mと長く、深インになりにくいため、1号艇は十分な助走距離を確保した状態でスタートを切りやすい。
また、1マークには防波堤が設置されており、瀬戸内海に面しながらも波が立ちにくいので、安定したターンがしやすい水面となっている。
開催日時は通年ナイター開催なので、日中から夜にかけて気温が下がり、モーターの回転率が上がりやすい。
モーターの回転率が上がると出足が向上するので、スタート感が通常よりも良くなることがほとんどだ。
このような条件が揃う下関競艇では、1号艇の逃げを軸に2着を1~4、3着を流すといったオーソドックスな予想が組み立てやすい。
4位:芦屋競艇場
| 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 出現率の高い出目 (2連単) |
平均配当 (1-2-3456) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2379 | 8.18 | 60.3% | 76.3% | 1-2(17.9%) | 1,616円 |
引用:艇国データバンク
芦屋競艇の1マーク対岸には葦の群生があり、波の跳ね返りを抑えることで水面の荒れを抑制し、艇が安定しやすい水面となっている。
さらに、2マークから1マークまでの振りが小さいため、インはスムーズにターンへ持ち込みやすい。
一方で、硬く浮力の小さい淡水は艇が跳ねやすいため、アウトコースが仕掛けにくい水面となっている。
このような条件下の芦屋競艇では、1号艇の逃げを軸に予想を組み立てやすい競艇場と言えるだろう。
ただし、芦屋競艇は荒れ始めると1日を通して波乱が続くことがあるので、その日の傾向次第では勝負しないことも視野に入れよう。
5位:尼崎競艇場
| 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 出現率の高い出目 (2連単) |
平均配当 (1-2-3456) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2005 | 8.18 | 60.2% | 75.6% | 1-2(20.3%) | 1,473円 |
引用:艇国データバンク
1マークから2マークまでが一直線に配置され、1マークの振りも小さいことから、水面を広く使って先マイしやすい構造となっている。
そのため、1マークで混戦になりにくく、1号艇が逃げ切る展開が多い。
また、淡水でクセの少ない穏やかな水面も、インの安定した走りを後押ししている。
一方で「スピード水面」とも呼ばれるため、センターやアウト勢がスタートを決めれば、全速旋回からまくりが決まるケースもある。
そのため、基本は1号艇の逃げを軸にしつつも、スタート力のあるセンター勢がいるレースでは攻め筋にも警戒したい競艇場とだ。
6位:若松競艇場
| 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 出現率の高い出目 (2連単) |
平均配当 (1-2-3456) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2245 | 8.10 | 58.2% | 74.2% | 1-2(18.4%) | 1,352円 |
引用:艇国データバンク
満潮へ向かう時間帯は2マークから1マークへ追い潮が流れるため、1号艇が先マイしやすく、さらに潮だまりによって水面が不安定になることでアウト勢は仕掛けづらくなる。
また、通年ナイター開催のため気温が下がりやすく、モーター性能を引き出しやすいことから、インは安定したスタートを決めやすい。
加えて、日没後は照明の影響で5・6コースから大時計が見えにくくなる一方、インコースは視認しやすいという特徴もある。
このように、若松競艇はインに有利な条件が複数揃っている、インが逃げやすい競艇場となっている。
7位:津競艇場
| 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 出現率の高い出目 (2連単) |
平均配当 (1-2-3456) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2276 | 7.96 | 58.0% | 73.2% | 1-2(20.5%) | 1,371円 |
引用:艇国データバンク
津競艇は1マークバック側が全国でもトップクラスに広く、インからでも全速ターンが可能で、多少膨らんでもリカバリーしやすい特徴がある。
また、無風時はスロー勢が有利になりやすく、イン逃げ決着が多く見られる点も1コース1着率の高さに繋がっている。
ただ、津競艇は風によって展開が大きく変動することがある。
例えば、冬季は鈴鹿おろしの影響で強い向い風になることで、スロー勢がスピードに乗り切れずダッシュ勢にとって有利な展開になりやすい。
そのため、基本は1号艇を軸に予想しつつも、レース当日の風向きや強さを確認する必要がある。
8位:常滑競艇場
| 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 出現率の高い出目 (2連単) |
平均配当 (1-2-3456) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2473 | 7.97 | 57.8% | 72.9% | 1-2(17.4%) | 1,535円 |
引用:艇国データバンク
1マークバック側の水面が広く、1号艇は十分な旋回スペースを確保できるため、全速ターンから逃げを決めやすい。
また、追い風が吹くことでスロー勢が有利になりやすく、インの優位性をさらに高める要因となっている。
水質は海水だが、水門によって潮の流入が抑えられているため、潮汐による影響が少なく、海水特有のうねりが発生しにくい穏やかな水面である。
このように、常滑競艇は水面の安定性とコース形状によって1号艇が力を発揮しやすいため、1コースへの信頼を高めて予想を組み立てることができる。
ただし、常滑競艇も芦屋競艇と同様に、荒れ始めると1日を通して波乱が続く場合があるので、波乱展開となっている日は堅実に勝負することは避けよう。
9位:蒲郡競艇場
| 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 出現率の高い出目 (2連単) |
平均配当 (1-2-3456) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2398 | 8.02 | 57.5% | 73.3% | 1-2(19.4%) | 1,682円 |
引用:艇国データバンク
最大の特徴は、バック側の水面幅が全国で最も広く、1号艇がターン後の膨らみを恐れず全速旋回できる点だ。
また、潮汐の影響が少なく、防風林によって風の影響も受けにくいため、水面が安定して選手の実力が結果に反映されやすい。
一方で、蒲郡競艇は平均配当が比較的高く、イン有利な傾向がありながら波乱決着も起こりやすい。
広い水面を生かした全速ターンが大きく流れたり、センター勢の攻めが届いたりするケースもあるため、1~3着が大きく入れ替わることがある。
そのため、予想では単純に1号艇を信頼するだけでなく、展示航走でターンの安定感やモーター気配を確認し、イン逃げの信頼度を見極めることが重要だ。
10位:福岡競艇場
| 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 出現率の高い出目 (2連単) |
平均配当 (1-2-3456) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2371 | 8.02 | 57.4% | 74.4% | 1-2(21.1%) | 1,682円 |
引用:艇国データバンク
1マークのうねりがイン受難として知られているが、最近ではスロー勢が活躍しやすい水面に変わっている。
変化の理由は、主に改修工事の影響が大きい。
定期的に水底の砂利や泥を削り取る浚渫工事を行い、水深が深くなることで水面のうねりを抑制している。
水深が浅かった時は、潮の干満でボートの引き波が水底にぶつかって複雑に跳ね返っていた。
その跳ね返りが目に見えない「うねり」となって水面に現れていたため、定期的な浚渫工事が良い影響を生んでいると言えるだろう。
ただ、他の競艇場とは異なる位置にピットが配置されているので、ピット離れの時に生まれた引き波が2マークに残りやすい点には注意が必要。
引き波の影響で艇が流れてしまうこともあるので、2マークでの思いがけない逆転劇が起こる可能性もある。
インが強い競艇場でおすすめのレース
インが強い競艇場の特徴は主に構造面が関係していることが分かった。
とはいえ、競艇場全体で見ると、各会場の1コースが勝ちやすい割合は高くても6割。
残り4割は他艇が勝っていることになるので、1コースばかりを信頼しすぎてもレース次第では的外れの予想になってしまう。
そこで、 インが強い競艇場でも特に参加すべきおすすめなレースを厳選して紹介していく。
狙い目レース①企画レース
企画レースは、主に1号艇にA級選手、他の艇にB級選手などを配置するという番組構成になっており、予想がしやすく的中率が高くなる工夫がされている。
インが強い競艇場において、企画レースのデータは以下の通り。
| 会場/企画レース数 | 1コース 1着率 |
出現率が高い出目 (2連単) |
平均配当 |
|---|---|---|---|
| 徳山/6レース | 68.3% | 24.97% (1-2) |
1,442円 |
| 大村/1レース | 76.58% | 33.09% (1-3) |
1,800円 |
| 下関/3レース | 64.17% | 20.69% (1-3) |
1,846円 |
| 芦屋/6レース | 65.62% | 20.93% (1-3) |
2,017円 |
| 尼崎/2レース | 57.11% | 19.37% (1-3) |
1,546円 |
| 若松/2レース | 70.52% | 33.40% (1-2) |
1,150円 |
| 津/2レース | 78.98% | 29.27% (1-2) |
1,163円 |
| 常滑/2レース | 64.17% | 20.69% (1-3) |
1,846円 |
| 蒲郡/1レース | 67.62% | 28.83% (1-3) |
1,138円 |
| 福岡/2レース | 58.47% | 24.60% (1-2) |
1,775円 |
企画レースの数は会場によって異なるが、ほとんどの会場が6割を超える数値を記録している。
中でも、大村・若松・津は7割を超える1コース1着率を記録。
これらの数値から、企画レースでは1コースが勝ちやすいことが分かるので、インの信頼を高めるべきレースと言える。
狙い目レース②優勝戦
優勝戦は節間成績優秀者が揃う孤高の舞台。
それ故に、どのグレードにおいても 「優勝戦」では1コースの逃げ率はかなり高い数値を記録している。
インが強い競艇場での優勝戦データは以下の通り。
| 優勝戦 | 1コース 1着率 |
出現率が高い出目 (2連単) |
平均配当 |
|---|---|---|---|
| 徳山 | 72.13% | 25.41% (1-2) |
1,587円 |
| 大村 | 65.87% | 23.02% (1-2) |
1,393円 |
| 下関 | 74.62% | 27.69% (1-2) |
1,551円 |
| 芦屋 | 62.30% | 22.13% (1-2) |
1,222円 |
| 尼崎 | 68.85% | 27.87% (1-2) |
951円 |
| 若松 | 69.42% | 29.75% (1-3) |
2,128円 |
| 津 | 65.49% | 30.09% (1-2) |
1,328円 |
| 常滑 | 77.63% | 33.55% (1-2) |
1,503円 |
| 蒲郡 | 72.87% | 27.13% (1-2) |
1,463円 |
| 福岡 | 68.64% | 28.81% (1-2) |
1,423円 |
どの会場も優勝戦に絞ってデータを見てみると、通常のレースの時よりも1コース1着率が高いことが分かる。
最低値の1コース1着率は芦屋競艇の62.3%で、最高値の1コース1着率は常滑競艇の77.63%となっている。
また、優勝戦では1-2のイン逃げ展開が多いので、1-2-全で厚く張って勝負すると払戻にうまみを出すことができるだろう。
インが強い競艇場で活躍するプロ予想
インが強い競艇場を把握すれば、1号艇を軸にした予想は組み立てやすくなる。
ただ、舟券で的中を狙うには、1着を当てるだけではなく、「2・3着に入る選手をどこまで絞り込めるか」が重要だ。
「1号艇の逃げは読めても、相手選びで迷ってしまう」「買い目を絞り切れず点数が増えてしまう」という人も少なくないだろう。
そうした場合は、豊富なデータや独自の分析をもとに買い目を提供している競艇予想サイトを活用するのも一つの方法である。
| インが強い競艇場で好成績を残している競艇予想サイト3選 | |||
|---|---|---|---|
| ボートキング | 27戦22勝5敗 | 的中率:81.4% 回収率:289% |
合計払戻 425,600円 |
| マクリ屋 | 23戦19勝4敗 | 的中率:82.0% 回収率:244% |
合計払戻 384,800円 |
| ボートヘブン | 25戦16勝9敗 | 的中率:64.0% 回収率:268% |
合計払戻 369,800円 |
これらの競艇予想サイトは、単に1号艇を軸にするだけではなく、選手の実力やモーター性能・レース展開などの複数の要素を分析して買い目を提供している。
特にインが強い競艇場では、1着の可能性が高い1号艇をどう扱い、相手にどの艇を選ぶかが予想の精度を左右する。
自分の予想と照らし合わせながら、情報収集の一つとして活用してみるのもよいだろう。
インが強い競艇場ワースト3
インが強い競艇場をランキング形式で紹介してきたが、競艇場によってはインを軸にした予想が難しい会場も存在する。
そこで、ここからはイン逃げを狙うのに相応しくない競艇場の代表格である、戸田・平和島・江戸川を紹介する。
これらの競艇場は、水面の特徴やコース形状によって1号艇が不利になりやすく、安易にインを信頼すると予想を外す可能性が高い。
なぜインが決まりにくいのか、それぞれの特徴を詳しく解説していく。
1位:戸田競艇場
| 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 出現率の高い出目 (2連単) |
平均配当 (1-2-3456) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2228 | 7.10 | 42.6% | 61.1% | 1-2(14.7%) | 2,168円 |
引用:艇国データバンク
全国で1番競走水面が狭い会場。
2マークから1マークの振りが大きく、1コースの選手は旋回がしづらい構造をしている。
一方で、センター・アウト勢はスタートが決まれば1マークでツケマイで勝負に出ることができるので、まくりやまくり差し展開となりうる。
また、水質が淡水で艇が跳ねやすいので、狭い上に操縦しづらいという水質があるので、競艇界では「イン受難」として有名だ。
2位:平和島競艇場
| 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 出現率の高い出目 (2連単) |
平均配当 (1-2-3456) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1938 | 7.36 | 60.2% | 46.6% | 1-2(13.6%) | 2,151円 |
引用:艇国データバンク
平和島競艇は、全国でもインが勝ちにくい競艇場として知られている。
最大の理由は、1マークからスタンド側までの幅が37mと全国で最も狭い構造にある。
1コースは窮屈な旋回を強いられるため、他コースに差しやまくり差しの隙を与えやすい。
さらに、海に面した競艇場であることから、1マーク付近では干満差の影響を受けやすいのも特徴だ。
加えて、周囲の高いビル群によって風向きが複雑になり、展示航走と本番で風向きが大きく変わるケースも少なくない。
こうした水面状況はスタートの難易度を高める要因となり、インコース本来の優位性を発揮しにくくしている。
その結果、1コース1着率は60.2%と全国平均を下回っており、平和島競艇はインが勝ちにくい競艇場の一つといえる。
3位:江戸川競艇場
| 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 出現率の高い出目 (2連単) |
平均配当 (1-2-3456) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2107 | 7.46 | 47.0% | 66.6% | 1-2(15.2%) | 1,910円 |
引用:艇国データバンク
江戸川競艇は、全国で最もインが勝ちにくい競艇場として知られている。
最大の理由は、全国で唯一の河川水面であることだ。
川の流れと東京湾の潮の満ち引きがぶつかることで、年間を通して波が高く、水面が非常に荒れやすい特徴を持つ。
さらに、スタートは川の流れに逆らって進入するため、艇がバタつきやすく、思い通りのスタートを決めることが難しい。
加えて、荒れた水面では転覆や接触のリスクも高まるため、多くの選手は無理な攻めを避け、安全を重視した旋回を選択する傾向にある。
こうした水面やコースレイアウトの影響により、1コース1着率は47.0%と全国でかなり低い水準となっている。
インが強い競艇場まとめ
今回ご紹介した「インが強い競艇場」についてのまとめると・・・。
- インが強い競艇場の定義:1コース1着率が高い
- 1位:徳山競艇場
- 2位:大村競艇場
- 3位:下関競艇場
- 4位:芦屋競艇場
- 5位:尼崎競艇場
- 6位:若松競艇場
- 7位:津競艇場
- 8位:常滑競艇場
- 9位:蒲郡競艇場
- 10位:福岡競艇場
- 狙い目レースは企画レースと優勝戦
イン有利な競技である競艇でも、会場の特性や構造によってはインが勝ちにくい会場が存在することが分かっただろう。
1コースを軸に予想したい人は、今回の内容をしっかり押さえ、実践に活かしてほしい。
波乱が好きな穴党の人は、インが勝ちにくい会場に注目して勝負すると、より競艇を楽しむことができるだろう。


















