目次
増本杏珠のレース成績やSNSまでを紹介!
今回は、福岡支部所属の若手女子レーサー「増本杏珠」を紹介していきます。
デビューから間もないながらも、落ち着いた走りと安定したスタートで徐々に存在感を高めています。
特にセンターからの差しやまくり差しで上位に食い込む展開が増えており、数字以上に内容のある走りを見せているのが特徴です。
さらに、プライベートを深ぼっていくと、意外な経歴があることが判明しました。
そこでこの記事では、増本杏珠のプロフィール・成績だけでなく、師匠・結婚・SNSなどのプライベートの情報も徹底解説していきます。
ぜひ、最後までご覧下さい。
増本杏珠のプロフィール
| 名前 | 増本杏珠 |
|---|---|
| 誕生日 | 2005年9月4日 |
| 出身地・支部 | 福岡県/福岡 |
| 身長・体重 | 160cm/49kg |
| 血液型 | AB型 |
| 登録期 | 134期 |
| 登録番号 | 5358 |
| 級別 | B1級 |
増本杏珠は、福岡県出身のボートレーサーです。
幼い時から、スポーツは好きだったとのこと。
しかし、小学生時代には特にスポーツを行っていませんでしたが、中学生の時にバスケ部に所属。
プロを目指そうとするも、中学生から始めたということで他の子との差を痛感。
そのため、そこでバスケ選手になることを諦めたとのこと。
そこで、高校では大分県の高校に進学しました。
次の章で詳しく解説していきます。
高校は中津東高等学校
増本杏珠の高校は、大分県の中津東高等学校に進学しました。
専門は商業科ということで、簿記や情報処理、マーケティング、ビジネス基礎などの専門科目を学んでいたのでしょう。
この商業科に入学した理由は、「手に職をつけたかった」とのこと。
そんな中、高校卒業後に事務職の仕事に就く予定でしたが、幼い時にスポーツ関係の仕事をやりたいという夢があったみたいです。
一時期、体育の先生になることも考えたみたいですが、幼い時に祖父や母から言われた「ボートレーサー」ということを思い出し、競艇選手を志すことになりました。
そして、高校卒業後に養成所の試験を受けて見事に合格しました。
競艇を始めたきっかけはペアボート
競艇を始めたきっかけは、下関のペアボートに行ったことみたいです。
親が応募して当たったみたいですが、自分が乗ることに・・・。
その時のエピソードをこのように話していました。
「乗った時は見てるよりも、すごい風を感じたり、エンジン音を感じたりしました」
よく、他のボートレーサーの方でもペアボートに行ってボートレースにハマる方は多いですが、増本杏珠もこの一人であったのでしょう。
そこからの増本杏珠の行動は早く、そこで一緒に乗っていた選手などに「養成所の試験を受けようとしているんですけど、どうしたらいいですか?」と質問していたみたいです。
いかに、競艇選手になるのかが本気なのかがわかりますね。
それらの努力が実り、今はボートレーサーとして活躍しています。
師匠は今井貴士選手
増本杏珠の師匠は、同じ福岡支部の今井貴士選手です。
そんな今井選手のレースの特徴は、インからの逃げを得意としつつ、コースや展開が厳しい状況でも差し・まくりで勝つ機動力もあること。
そのようなスタイルから、40回以上の優勝を誇っています。
ベテランで結果を残し続けてきた今井選手ですが、師弟関係になった理由は増本杏珠から直々にお願いされたみたいです。
なぜ、増本杏珠が今井選手を師匠に選んだのかはわかりませんが、おそらくレーススタイルや性格などが一致したのでしょう。
また、詳しい詳細などがわかれば更新していきます。
レース成績
これまでの増本杏珠の成績を以下にまとめました。
| グレード | 出場節数 | 出走数 | 1着数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SG | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| G1 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| G2 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| G3 | 2 | 16 | 0 | 1.25 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 一般 | 23 | 184 | 3 | 2.49 | 1.6% | 4.3% | 10.3% |
初出走は2024年5月23日、初勝利は2025年2月23日です。
中には、初勝利まで1・2年以上かかる人がいることを踏まえると、約9ヶ月ほどで初勝利を上げることができたのは、新人レーサーとしては早いことでしょう。
そんな増本杏珠のレーススタイルは、 スタートから一気に握って攻めるよりも、相手の動きを見て差して入るタイプの走りを得意としています。
特に3コースや4コースといった「センター位置」からの展開に強く、外に流れる他艇の隙間を狙って差し込むシーンが多く見られます。
平均スタートに関しても「0.17秒前後」と、若手レーサーの中では安定。
スタートで遅れることは少なく、むしろ好スタートを決めて1マークで有利な位置を取ることもあります。
しかし、インタビューで「1マークではいい位置にいるのに、道中で抜かれることが多い」と話しており、後半の粘りが今後の課題です。
つまり、前半の位置取りは上手い一方で、ターン後の立て直しや旋回スピードの部分にまだ成長の余地があります。
この課題を解決することができれば、自ずと結果はついてくるでしょう。
2025年2月に初勝利
増本杏珠は2025年2月23日の大村12R一般戦で見事に初勝利を上げることができました。
その時の状況を詳しく解説するために、以下の出走表をご覧下さい。
増本杏珠は3コースからのスタートです。
出走表の中には、同期である井澤聖奈選手や最近着々と実力をつけてきている野田彩加選手がいます。
勝率や実力を見ても、インコースの2艇が軸になってきそうなレースです。
さらには、この会場は大村競艇場。
全国の中でも、1号艇の勝率がトップであることを踏まえると、やはりインコースが有利なように感じます。
果たして、結果は・・・。
結果は3コースの増本杏珠がまくり差しを決めてレースを制しました。
スタートで多少出遅れたものの、1・2号艇が流れた隙にまくり差しを決めることに成功。
得意のセンターコースから勝利することができたのは、これからの自信に繋がること間違いありません。
さらに、配当に関しても万舟がついたことから、その人気薄だったことがわかるでしょう。
この結果により、増本杏珠は嬉しい初勝利を上げることができました。
初勝利から翌日に見事に2勝目を上げる
嬉しい初勝利から翌日、すぐに2勝目を上げることができました。
この日の出走表は、以下になります。
この日も増本杏珠は、3コースからのスタートです。
5号艇井澤聖奈選手6号艇野田彩加選手は、前日のレースでも勝負しました。
野田選手のみコースは違うものの、似た展開のレースになりそうです。
その中でも、1号艇黒澤めぐみ選手は実力者。
直近でも好調を維持しつつ、好成績を維持しています。
昨日よりも実力者が多いことを踏まえると、上手くレースが運べるかは不安材料が多いです。
果たして、結果は・・・。
増本杏珠が見事に抜きを決めてレースを制しました。
1周目の第2ターンマークで、喜多須杏奈選手を見事に交して、そのままトップ。
初勝利から1日で2勝目を上げることができました。
本人もこれだけ早くに、2勝目を上げることができるとは思っていなかったことでしょう。
次は、勝利だけでなく優勝の姿を見てみたいですね。
SNSを調査!
最近ではSNSを通じて、選手の日常を見ることができます。
その投稿内容は、選手によって異なりますが、レースとは違う一面を見ることができるの人気なツールです。
そこで、増本杏珠のSNSを調べてみたところ、「インスタ」を行っていることがわかりました。
果たして、どのような投稿がされているのか。
詳しく見ていきます。
インスタ
増本杏珠のインスタのフォロワーは、1207人です。
新人レーサーとしては1000人越えのフォロワーは多いと言えるでしょう。
投稿内容には、水神祭での様子や同期との旅行の写真などが投稿されていました。
特に、同期の齋藤廉選手とは仲が良いようで、頻繁に投稿に出てきます。
投稿自体は9件とそこまで多くありませんが、時折ストーリーなどを更新することがあるのでリアルタイムの情報を知ることも可能。
インスタのアカウントを持っている方は、ぜひフォローして見て下さい。
まとめ
今回は、増本杏珠について紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
増本杏珠は高校の頃、体育の教師を目指していましたが、下関ペアボートに乗ったことで競艇選手を志すことになりました。
そして、その強い志を持っていたことで、試験には見事に一発合格。
1年間の厳しい養成所生活を耐え抜いて、2024年5月にデビュー。
その約9ヶ月後の2025年2月に初勝利を上げ、翌日にはすぐに2勝目を上げるという快挙を成し遂げました。
まだ、重賞競走の出場はないものの、今の実力を維持し続けることができれば今後間違いなくトップレーサーへ駆け上がっていくことでしょう。
さらなる活躍に期待できるので、必ず覚えておきましょう。













