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競艇出走表の見方を徹底解説!初心者でも分かるデータの読み方と活用法

競艇出走表の見方を徹底解説!初心者でも分かるデータの読み方と活用法

競艇の出走表には選手の級別や勝率、モーター2連対率など予想に役立つ情報が満載です。

本記事では出走表の基本的な見方から重要ポイント、入手方法まで初心者にも分かりやすく解説します。

舟券予想の精度UPにぜひお役立てください。

まずは、本記事で知れる出走表の見方による基本情報や詳しい内容を簡潔にまとめたのでご覧ください。

  • 競艇の出走表には、レースに出る選手のデータやモーター(エンジン)性能など
    予想に欠かせない情報が網羅されています。
    級別や勝率を見れば誰が強い選手か一目瞭然で、
    モーターの2連対率を見ればエンジンの良し悪しも分かります。

  • A1級など級が高い選手ほど実力上位ですが、
    開催地ごとの当地勝率もチェックすることで意外な穴(地元巧者)を発見できます。

  • モーターの2連対率が高ければエンジン性能◎の目安。
    一方、F(フライング)持ちの選手はスタートで慎重になりがちなので注意が必要です。

  • 出走表は前日に各場公式サイトで公表されます。
    ネットからPDF取得やコンビニ印刷も可能なので入手も簡単です。
    レース前日にチェックして予想準備をしておきましょう!

競艇「出走表」とは?見方を覚えるメリット

競艇の出走表とは、その日の各レースの出場選手や関連データをまとめた番組表のことです。

ボートレース場に行けば紙の出走表が無料で配布されますし、公式サイトからPDFでダウンロードすることもできます。

出走表には舟券予想に必要なほぼ全ての情報が掲載されており、見方をマスターすることで「どの艇が勝ちやすいか」を客観的に判断できるようになります。

初心者の方にとって最初は数字や記号が並んで難しそうに感じるかもしれません。

しかし、一度コツを覚えてしまえば知りたいポイントを素早くチェックできるようになります。

たとえば選手のランク(級別)を見れば実力の目安が掴め、勝率や2連対率の数字からは選手やモーターの調子が読み取れます

出走表を正しく読み解くことは、短時間で予想を組み立て、的中率や回収率を上げる近道と言えるでしょう。

▼出走表で確認できる主な情報項目(例)

  • 選手の級別(ランク) – A1・A2・B1・B2の4階級。A1が最上位級で実力者揃い

  • 勝率・連対率(全国/当地) – 選手の全国成績と開催場(当地)成績。2連対率=2着以内率

  • モーター・ボート番号と2連対率 – 抽選で割り当てられたエンジンと艇の番号、その過去成績

  • 平均ST(スタートタイミング) – 0秒スタート基準からゴールライン通過までの平均秒。小さいほど速い

  • F(フライング)・L(出遅れ)回数 – 規定より早発進(F)・大幅出遅れ(L)の違反回数

  • 直近成績(開催節) – 今節のレースで各選手が残した着順やコース、STなどの結果データ

上記のようなデータが詰まっています。

出走表に記載される主な情報項目と読み方

出走表でわかる内容が理解できたと思いますが、それぞれどういう風に見ればいいのでしょうか。

知るためにも、各項目ごとに分けて具体的な見方と注目ポイントを詳しく見ていきましょう。

艇番とボートの色(枠番の基本)

競艇はご存知の通り1レースに6艇で競走します。

出走表では各レースごとに1号艇~6号艇の艇番と、それに対応する選手名が記載されています。

艇番はそのままスタートコースの枠番(内側から1コース~6コース)を意味し、数字が小さいほどインコース=有利な位置です。

また艇番ごとに決まった艇旗(ボートや勝負服)の色があります。

レース映像を見る際にも識別しやすいよう色分けされていますので、覚えておくと便利です。

  • 1号艇 = (インコース最内)

  • 2号艇 =

  • 3号艇 =

  • 4号艇 =

  • 5号艇 =

  • 6号艇 = (アウトコース最外)

そして最も重要なポイントですが、競艇ではインコース(1号艇)が圧倒的に有利です。

全国平均で見ると、1コースの艇が1着になる確率は約5割にも達します。

下の表の通り、艇番が大きく外になるほど勝率は下がっていきます。

艇番(コース) 勝負服の色 1着になる確率(全国平均)
1号艇 (1コース) 約55%
2号艇 (2コース) 約14%
3号艇 (3コース) 約13%
4号艇 (4コース) 約11%
5号艇 (5コース) 約6%
6号艇 (6コース) 約2%

※6艇で均等に勝つと仮定すれば約16.7%ですが、実際は1号艇が他コースを圧倒しています。

特に大村(長崎)では1コース1着率が7割前後にも達し、逆に戸田(埼玉)や江戸川(東京)は水面特性でイン不利なためそれでも45~48%程度あります。

いずれにせよ1号艇が頭を取るケースが非常に多い競技です。

  • ▶注目ポイント
    「何号艇に誰が乗るか」は予想の起点になります。
    出走表で1号艇に入っているのが実力上位の選手であれば本命視しやすく、
    逆に1号艇があまり強くない選手だった場合は波乱含みと考える材料になります。
    また、色を覚えておくとレース観戦中に贔屓の艇を見失いにくくなります。

選手の級別・登録情報・支部

出走表には選手ごとの基本情報が細かく載っています。

典型的には「期」「登録番号」「選手名」「支部(所属)」「年齢」「体重」「級別(ランク)」などが記載されています。

この中で特に注目すべきは「級別(ランク)」です。

競艇選手は実力に応じてA1・A2・B1・B2の4つのランクに分類されています(級別は毎年1月と7月の年2回更新)。

A1級が最上位でトップ選手たち、A2級がその次、B1級・B2級は新人や成績下位の選手です。

基本的にランクが高い選手ほど経験・技術が豊富で安定した成績を残しています。

したがって予想の際は、まずA1級の選手がいるか確認し、いればその選手を軸に検討するといった方法が有効です。

級別 概算の選手層と特徴
A1級 最上位ランク。全国の上位約20~30%ほどの実力者。
SG・G1など格上のレースに出場でき、安定して高い勝率を残す
A2級 上位の次点クラス。約20%程度。
A1ほどではないが実力は高く、準優勝戦クラスにも絡む存在
B1級 中間層。経験を積んだ中堅~若手が多い。
勝率は平均的で、レースでは伏兵的な存在になることも
B2級 最下位ランク。新人か成績不振の選手。
レース経験が少なく、大敗も多くなりがち

級別以外にも、部(所属支部)にも注目しましょう。

支部とは選手が登録している都道府県(地域)で、各ボートレース場ごとに地元の支部があります。

例えば「東京支部」の選手は江戸川・平和島など東京の水面を普段走り慣れています。

競艇場ごとに水面の癖や特徴が異なるため、地元支部の選手は他地域の選手に比べて有利になるケースがあります。

特に江戸川や戸田のように難水面で有名な競艇場では、地元支部(東京や埼玉)のB級選手が遠征してきたA級選手を負かす番狂わせも起こり得ます。

出走表で開催地の支部所属かどうかもチェックし、地元選手は積極的に評価すると良いでしょう。

なお、出走表の選手情報欄には登録番号(ボートレーサー固有の番号)や体重なども載りますが、これらは補足情報です。

選手の体重は一定以上軽い場合は重量ハンデとして鉄板を積むルールがあるため、公平性は保たれています(極端に重い選手は若干不利ですが、一般的な範囲なら大差ありません)。

したがって予想の優先度としては「級別」と「支部」が最優先で、あとは経験値として覚えておけばOKです。

  • ▶注目ポイント
    初心者はまずA1級かどうかで選手の格を判断しましょう。
    同じA級でも年齢による差も見逃せません。
    若手のA1は勢いがありますし、ベテランA1は巧みな戦術があります。
    また、開催地が地元の選手はホームコースの知識がプラスになるため、たとえB級でも軽視禁物です。
    このように級別+支部情報を組み合わせて
    「格上だけど遠征初見の選手」vs「地元で走り慣れた選手」
    といった見方をすると予想の幅が広がります。

選手の勝率・連対率(全国と当地)

出走表には各選手の「勝率」と「連対率」のデータが掲載されています。

勝率とは簡単に言えば選手の強さを表す総合指標で、数字が大きいほど成績優秀な選手です。

併せて2連対率(2連率)や3連対率(3連率)という数値も載っていますが、これらは一定期間内に何割の確率で2着以内(あるいは3着以内)に入ったかを示す指標です。

多くの出走表では「全国」と「当地(その開催場)」の2種類のデータが記載されています。

例えば「全国勝率」「当地勝率」「全国2連対率」「当地2連対率といった具合です。

全国は直近の全国平均的な成績、当地は開催されているそのボートレース場における成績(過去一定期間のデータ)を指します。

当地項目は「最近」や「直近」と表現される場合もあります。

▶基本的な見方
勝率は高ければ高いほど優秀です。

具体的には、トップ選手では勝率7.00~8.00台の数字を残しますし、B級選手だと3.00~4.00台も珍しくありません。

勝率は各レースの着順に付与される得点(1着=10点、2着=8点…6着=1点)の平均点で算出されます。

オール1着なら10.00となり、5点台後半~6点以上あればかなりの好成績といえます。

【※補足:勝率=着順点合計÷出走回数】。

もちろん数字が高いほど強豪選手の証ですので、舟券予想でも高勝率の選手を軸に据えるのが基本路線になります。

連対率(2連対率・3連対率)は、その選手がどれくらいの割合で上位入着しているかを示します。

例えば2連対率50%なら「2回に1回は2着以内に入る」計算です。

勝率と合わせて見ることで、その選手の安定感が掴めます。

極端な例を言えば、勝率は高いが2連対率が低い場合は1着は多いが着外も多い攻撃型の傾向、逆に勝率そこそこでも2連対率が高いなら着実に2着以内に絡む安定型とも読めます。

▶全国 vs. 当地の使い分け
同じ選手でも水面との相性があります

そのため当地勝率や当地2連対率が全国より極端に高い/低い場合は要チェックです。

当地勝率が高い選手は「そのボートレース場を得意としている」可能性があり、逆に全国では活躍していても当地成績が振るわない選手は「水質やコース形状が合わない」ことも考えられます。

予想では全国よりも「当地(開催場)データ」を重視したほうが良い場合も多いです。

▶注目ポイント
勝率を見るときの目安として、6.00以上あればA級上位クラス、5.00前後で中堅クラス、4.00未満ならB級クラスといったイメージです。

また2連対率は50%を超えていればかなり高く、30%台でも平均以上といえます。

出走表ではしばしば選手名の横などに「全国○○%、当地○○%」と併記されていますので、高い数字を持つ選手がどれか一目で分かります。

複数の選手を比較するときは、勝率→2連対率の順で強さと安定感を総合評価するのがおすすめです。

モーター・ボート番号と2連対率

競艇のレースでは、選手だけでなくモーター(エンジン)とボート(艇体)も勝敗に大きく影響します。

各選手には開催期間中、抽選でモーターとボート(船体)が割り当てられる仕組みになっており、出走表にはその「モーター番号」「ボート番号」が明記されています。

さらに多くの場合、そのモーターやボートの2連対率(直近成績)も載っています。

  • モーター番号
    使用しているエンジンの識別番号(開催地ごとに管理)。数字自体に意味はありませんが、
    過去に当たりモーター(成績優秀なエンジン)だった場合ファンに知られていることもあります。

  • ボート番号
    使用している艇体(船)の番号。
    モーターほど個体差は大きくありませんが、わずかな癖や状態差はあります。

特にモーターの2連対率は重要視されています。

そのモーターが「どれだけの割合で2着以内に入ったか」の数値で、高ければ高いほど性能が良く当たりモーターの可能性が高いです。

例えばモーター2連対率50%なら非常に優秀、30%台でも平均以上、逆に10%台以下だと極めて低調なエンジンと言えます。

エンジンが良ければ実力下位の選手でも上位に食い込むことがありますし、その逆も然りです。

一方、ボート(艇体)の2連対率も出走表に載ることがあります。

ボート自体の差異はエンジンほど大きくないと言われますが、整備状況や相性で若干の影響が出ることもあります。

こちらも参考程度に、数字が極端に低い艇は調子が悪い可能性もある程度に捉えます。

  • ▶赤い表示に注意
    出走表上でモーター番号やボート番号が赤字になっている場合があります。
    これはその節の途中でモーターや艇を交換したことを意味します(不調や故障で新品・予備に替えた場合)。
    交換直後のモーター・ボートは過去データがリセットされるため2連対率は参考にならず、
    選手も調整し直しになるので注意が必要です。
    赤文字を見つけたら「データなしの新品」と考え、性能不明の変数として扱いましょう。
  • ▶注目ポイント
    「エンジン出足・伸び足」といった言葉を耳にするように、モーター性能はレース展開を左右します。
    出走表の数値では分からない細かい部分(部品交換の有無やプロペラ調整の巧拙)は
    直前情報や展示航走で補う必要がありますが、まずは数値上でモーター2連対率の高い艇は要チェックです。
    エース機と言われるような2連対率上位のモーターを引いた選手は大駆けに注意し、
    逆に人気選手でも低性能エンジンを引いている時は評価を割引くなど、状況判断に使えます。

フライング(F)・出遅れ(L)回数

出走表には「F」「L」というアルファベットと数字の組み合わせが記載されています。

これは各選手の過去のフライング(F)回数および出遅れ(L)回数を示したものです。

例えば「F2 L0」と書いてあれば「その選手は現在フライング2回持ち、出遅れは0回」という意味になります。

  • フライング(F)
    大時計0秒よりも早くスタートラインを切ってしまった反則スタート。
    発生レースは不成立(返還)となり、該当選手は即失格になります。

  • 出遅れ(L)
    スタートタイミングに大幅に遅れて失格になったケース
    滅多に起こりませんが、スタートができなかった場合にLが付くことがあります。

フライングや出遅れを起こすと、選手には罰則(ペナルティ)が科されます。

具体的にはフライング1本で「事故点」が付き一定点に達すると即刻一定期間の出場停止処分となるほか、期末の級別降格にも影響します。

そのためF持ちの選手は次のレース以降、ペナルティ回避のためスタートを非常に慎重に行う傾向があります。

たとえばF2(フライング2本持ち)ともなればこれ以上のフライングは絶対避けねばならない状況ですから、明らかにスタートで攻め切れないケースが増えます。

出走表でFやLの数字を見れば、各選手のスタートリスク状況が把握できますF0(フライングなし)の選手は比較的思い切ったスタートが期待できますし、F持ちの選手は及び腰になるかもしれない…といった予想に役立てられます。

  • 注目ポイント
    フライングはスタート事故としてファンにもトラウマを与えるため、「F持ち=要注意」は鉄則です。
    F2以上持ちの選手はスタート勝負に参加しづらくなるので、インコースであってもまくられやすくなるリスクがあります。
    一方でF明け(休み明け)直後の選手は心機一転で思い切ったスタートをするケースもあり、そこは読みどころです。
    またL(出遅れ)はごく稀ですが、L持ちの選手もフライング同様にスタート罰則点が付いているため注意しましょう。

平均スタートタイミング(ST)

出走表に記載される「ST」とはStart Timing(スタートタイミング)の略で、平均STは各選手の平均的なスタートタイミングを秒単位で示したものです。

具体的にはスタートが0秒ちょうどの場合を0.00として、スタートライン通過までにかかった秒数の平均が表示されています。

例えば「0.15」とあれば平均して0秒から0.15秒後にラインを通過しているという意味です。

この数字は小さければ小さいほどスタート巧者と言えます。

一般的な平均STの目安としては、0.10台前半(0.12など)でトップクラスの速さ、0.15~0.20前後が標準的、0.25以上だとかなり遅めです。

スタートは早ければ良いというものでもなく、早すぎればフライングになるため0.00との駆け引きになります。

それでも俊敏にスタートを決められる選手はレース主導権を握りやすく、1マーク先制もしやすくなります。

平均STを見るとその選手のスタート傾向が掴めます。

特にダッシュ(外枠から助走をつける戦法)が多い選手はスタートが早めになる傾向がありますし、スロー(内枠から待ってスタート)中心の選手はある程度合わせに行くので平均値は中くらいかもしれません。

いずれにせよ数値が低い選手は「スタート力がある」と評価できます。

フライングとの関連: 先述のF持ち情報と組み合わせるとより有用です。

平均STが速い上にFも持っていない選手は思い切り攻める可能性大で信頼度アップ。

一方で平均STは速いのに最近Fを切ってしまった選手などは、本来速いけれど今はセーブしている状況と読み取れます。

  • ▶注目ポイント
    競艇は「スタートで8割決まる」とも言われます。
    出走表で平均STが他のメンバーより抜けて速い選手がいれば、それだけで展開予想に大きなヒントとなります。
    例えばインの選手がスタート遅めで、隣の2コースの選手が平均STトップなら差しやまくりが決まりそう…
    など、スタート力の比較は決まり手予測にも直結します。
    またレース当日のスタート展示も含めて判断すれば精度が上がりますが、
    まずは出走表の数値で事前チェックしておくと良いでしょう。

開催節の成績欄と早見表

多くの出走表には、その開催シリーズ(節)の各選手の直近成績も掲載されています。

いわゆる「今節成績」欄で、出走表の右端などに選手ごとの前日までの着順結果が一覧になっている形式です。

例えば「前走 ○コース進入・STタイミング・着順」といった情報がアイコン表示されていたり、節の中で出走したレース番号と着順がまとめられているケースもあります。

今節成績を見るメリットは、各選手の現在の調子やエンジンの仕上がり具合を把握できることです。

競艇のシリーズは予選から優勝戦まで最大で7日間程度続きます。

当然、節が進むに連れてモーターの調整も進み、選手の成績に変化が出てきます。

初日は不振でも徐々に着順を上げてくる選手、逆に初日に連勝したがその後失速する選手など様々です。

出走表で最新の着順やスタートタイミングが分かれば、「この選手は昨日○コースからまくって1着取っているので流れが良いな」などと判断できます。

また、一部の出走表には「早見」や「他レース」という項目があり、その日同じ選手が他にどのレースに出走するかが書かれています。

たとえば早見欄に「5R」とあれば、その選手は当日第5レースにも走る予定という意味です(何も書いていなければその日は1走のみ)。

この情報はダブルヘッダー(1日2走)の選手を把握するのに役立ちます。

同じ日2回走る選手は、前半レースの結果や調整が後半レースに影響する場合もあります。

特に後半に向けてペラ調整や整備で上向きになるケースもあれば、前半の消耗で後半失速というケースもありえますので、気になる選手が複数レースに出走する場合は要注目です。

  • ▶注目ポイント
    節間の成績は直前の勢いを見る指標です。
    直近で1着を取っている選手は機力・乗り手ともに好調と考えられますし、
    毎回掲示板(3着以内)に絡んでいる選手は安定感があります。
    逆に大敗続きの選手はエンジン調整に苦戦している恐れがあります。
    ただし節の序盤と終盤では状況が変わることも多いので、
    その日のコンディションや選手コメントなども参考にするとベターです。
    出走表では数字情報しか得られませんが、
    連日データが更新されていくので日々チェックして変化を読む楽しさもあります。

出走表のデータを予想に活かすポイントまとめ

ここまで出走表の各項目について詳しく説明してきました。

最後に、出走表を使って舟券予想をする際のポイントを簡単に整理しておきましょう。

  • ◎最優先は選手の級
    基本はA1級の実力者を信頼。
    本命サイドの予想をするなら最も信頼できる軸になります。
    ただし地元支部のA2やB1がいる場合、その選手が得意水面なら侮れません
    強豪揃いのレースではA級同士の比較になりますが、その際は勝率や近況成績で差を見極めます。

  • ○勝率・2連対率で安定感チェック
    各選手の全国/当地勝率や連対率を比較し、
    どの選手が安定して連に絡みそうか」を見ます。
    一般戦なら勝率上位の選手が複数いる場合も多いので、
    当地実績や直近調子(今節成績)を加味して取捨選択します。
    穴狙いの場合でも最低限2連対率が一定以上ある選手を狙った方が的中率は上がります。

  • ○モーターの良し悪しを見極め
    モーター2連対率が高い艇は、たとえ選手がB級でも大駆けの可能性があります。
    逆に低調機を掴まされたA級選手は苦戦することも。
    出走表の数字+前検タイムや展示気配も総合して、「機力上位の艇」を見極めるのが高配当的中の鍵です。
    特に優勝戦線ではエンジン差が結果に直結しやすいので要チェックです。

  • ○スタート力とF持ち
    平均STの速い選手は先手を取りやすく有利です。
    ただしF休み明けやF持ちの有無で攻めやすさが変わる点に注意。
    同じ0.13平均でもF0の選手とF2の選手では心理的に全く違います。
    インからでもF持ちだと凹むリスクがありますし、ダッシュ勢でスタート巧者がいれば
    思い切った仕掛けが期待できます。
    出走表で各選手のスタート傾向を把握し、展開予想に反映しましょう。

  • ○枠番とコース取り
    基本的に出走表の通り枠番=コースになりますが、節によっては進入固定戦など
    コースが固定ルールの場合も表記されています(その際は枠番通りの進入確定)。
    進入が動く余地がある記念レースなどでは、出走表だけでは読めないコース争いもありますが、
    一般戦では枠なり想定で概ね問題ありません
    何より1号艇が有利なのは不変のセオリーです。
    インの選手が強いなら「逃げ」濃厚、弱いなら波乱含みと判断してシナリオを立てます。

以上のように、出走表のデータを縦横に活用して予想を組み立てることができます。

ただ丸暗記する必要はなく、自分なりに重要視するポイントを絞っても構いません。

「今回はインのA1が鉄板だ」「エンジン出てる4号艇に展開ありそう」など、出走表情報から感じたことを舟券戦略に活かしましょう。

経験を積めば数字の裏にあるストーリーも見えてきて、予想の精度もアップしていくはずです。

出走表の入手方法:ネット・現地・コンビニ

最後に、競艇の出走表をどこで入手できるかについても触れておきます。

せっかく見方を覚えても、出走表自体を見られなければ意味がありません。

幸い、現在はインターネットを通じて簡単に情報を得られるようになっています。

出走表を入手する主な方法

入手方法 概要と特徴
ボートレース公式サイトで閲覧・ダウンロード PC・スマホの各競艇場公式サイトやボートレース公式の
「本日のレース」ページで出走表PDFが公開されています。
翌日分は前日夜に更新され、多くの場で19~22時頃までに閲覧可能です。
PDFを保存しておけば翌朝の通勤時間などにもチェックできます。
もちろん無料で利用できます。
レース場や場外発売所で入手 各ボートレース場のインフォメーションや入口付近で
紙の出走表が無料配布されます(開催日の朝)。
また場外発売場(ボートピア等)でも開催場の出走表を置いている場合があります。
現地観戦する際はこれを手に入れて書き込みながら予想するファンも多いです。
コンビニで印刷(有料) 自宅にプリンターが無い方でも、コンビニのマルチコピー機で出走表をプリント可能です。
ローソンやファミリーマートが対応しており、
「イー新聞」というサービスからその日の出走表や専門紙を印刷できます。
自宅でじっくり紙で見たい派には便利な方法です
(数十円~数百円の印刷料金がかかります)。

ほとんどの方はネットから手軽に閲覧するでしょうが、予想スタイルに合わせて好きな方法で入手してください。

なお前日発表時間について補足すると、昼開催(モーニング/デイレース)かナイター開催かによっても更新時刻が多少異なります。

大まかな目安は夕方~夜(19~22時頃)ですが、各場公式サイトに「出走表は○時更新予定」と書かれていることもあるので気になる方は確認してみましょう。

豆知識: ボートレース公式サイトでは出走表以外にも直前情報(展示タイムや天候)やオッズなども閲覧できます。

まず前日に出走表で展開を予想し、レース当日に直前情報で最終チェックする流れがおすすめです。

競艇出走表に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 出走表はどこで手に入りますか?

A1. ボートレース公式サイトで各開催の出走表PDFが前日夜に公開されます。
また、開催当日にレース場や場外(ボートピア)で紙の出走表が無料配布されています。
自宅で印刷したい場合は、ローソン・ファミマのコンビニ端末(イー新聞)を使って有料でプリントアウトすることも可能です。

Q2. 出走表に書かれている「F」や「L」って何のこと?

A2. 出走表のFは「フライング」、Lは「出遅れ」を意味します。
それぞれ選手が過去にフライングや出遅れで失格した回数を示しています。
例えば「F1 L0」ならフライング1回持ち。
F(フライング)持ちの選手は次のスタートで慎重になる傾向があるため、予想時には頭に入れておきましょう。

Q3. 出走表に「SG」「G1」などの表記があるけど何ですか?

A3. SG(スペシャルグレード)やG1はレースのグレード(格付け)です。
SGは最高峰の大会、G1はそれに次ぐ格式のレースを指します。
出走表のタイトル部分に「SG第○回○○杯」などと書かれている場合、そのレースは全国規模のビッグレースです。
グレードによって出場選手のレベルも高く、SGでは全員がA1級といったケースになります。

Q4. 「勝率」と「2連対率」はどちらを重視すべきでしょうか?

A4. 両方とも大切な指標ですが、まずは勝率で選手の総合力を把握し、次に2連対率で安定感をチェックするのがおすすめです。
勝率が高ければ基本的に実力上位ですが、同じ勝率帯なら2連対率が高い選手の方が連に絡む確率が高いと言えます。
また開催場との相性を見るには当地勝率も重要です。
状況に応じて複合的に判断しましょう。

Q5. 出走表のモーター番号が赤字で表示されていました。これは何を意味しますか?

A5. モーター番号やボート番号が赤字で表示されている場合は、その節の途中でモーター(エンジン)や艇体を交換したことを表しています。
新品や他場からの搬入直後で過去データがないため、2連対率などの信頼性がリセットされます。
赤字のモーターを引いた選手は機力が未知数なので、予想の際は「一か八か要素」として考慮してください。

まとめ:出走表を味方に予想力アップ!

競艇の出走表の見方について、初心者向けにポイントを解説しました。

最初は情報量に圧倒されるかもしれませんが、注目すべき点(級別・勝率・モーター・スタート・枠番など)を押さえれば自然と読むスピードも上がってきます。

出走表を味方につければ、レース展開の予測精度もグッと高まるでしょう。

文章や数字だけでは掴みにくい部分も、実際にレース結果と照らし合わせて経験を積むことで理解が深まります。

「なぜこの選手が勝ったのか」「どうして波乱になったのか」を出走表データに照らして振り返る習慣は、予想力アップに直結します。

ぜひ次回からはレース観戦前に出走表をじっくり眺めてみてください。

選手やモーターの特徴が見えてくると、舟券を買う楽しさも倍増します。

出走表のデータを活用して、的中率アップ&競艇ライフの充実につなげていきましょう!

競艇で勝ちたいなら抑えておきたい競艇予想サイト

本記事を読んで頂き、ありがとうございます。

ここからは競艇で勝ち悩んでいる方や、舟券をもっと当てたいと思っている方にむけてとっておきの情報を紹介させていただきます。

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しかし、中には悪徳な競艇予想サイトが存在するのも事実。

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ボートレースパレード

ボートレースパレードアイキャッチ

  • 12月1日 丸亀9R→蒲郡10R 

    936,240

  • 12月1日 丸亀3R→丸亀7R 

    791,240

  • 12月1日 住之江4R 

    80,000

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ボートレスキュー

  • 12月1日 蒲郡5R→蒲郡9R 

    2,015,860

  • 12月1日 丸亀4R→丸亀7R 

    1,611,300

  • 12月1日 住之江7R→住之江9R 

    998,240

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競艇修羅

競艇修羅アイキャッチ

  • 12月1日 桐生3R→丸亀8R 

    4,489,160

  • 12月1日 住之江10R→桐生11R 

    2,579,200

  • 12月1日 桐生10R→桐生11R 

    407,030

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