今回紹介するのは、最高峰のSG出走経験を持っており、長年活躍を続けている福岡支部の女子ボートレーサー「小野生奈」選手だ。
2008年11月にデビューして以降、着実に実力を伸ばし鋭いターンを武器に飛躍を遂げている。
そんな小野生奈選手は、同期の北山康介選手と結婚していることが明らかとなり、大きな話題を集めた。
本記事では、小野生奈選手と旦那の北山康介選手との結婚や子どもについて詳しく紹介。
さらに、学生時代の経歴やこれまでの功績・師弟関係についてもまとめたので、ぜひ最後までチェックしてほしい。

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小野生奈のプロフィール
| 名前 | 小野生奈 |
|---|---|
| 誕生日 | 1988年10月2日 |
| 出身地・支部 | 福岡県/福岡 |
| 身長・体重 | 156cm/48kg |
| 血液型 | B型 |
| 登録期 | 103期 |
| 登録番号 | 4530 |
| 級別 | A1級 |
小野生奈選手は福岡支部のボートレーサー。
同期にはSG覇者の深谷知博選手をはじめ、A1級で活躍中の深谷知博選手や黒井達矢選手など実力選手が勢揃いしている。
そんな同期たちの活躍ぶりに小野生奈選手も負けじと成長を続けており、鋭いターンと冷静なレース運びを武器に快進撃を遂げ、過去にはG1レース制覇も果たした。
ここからは、小野生奈選手の学生時代やボートレーサーを目指したきっかけを紹介していく。
学生時代はソフトボールに熱中
小野生奈選手は中学・高校時代にソフトボール部へ所属していた。
ポジションはセカンドを務めており、併殺が得意だったという。
高校は、現在の東海大学付属福岡高等学校にあたる「東海大学付属第五高等学校」へ進学。
目立った実績こそ残してはいないものの、6年間にわたって競技を続けていたことからもスポーツに打ち込む活発な学生だったことがうかがえる。
競艇を始めたきっかけは父親
小野生奈選手がボートレーサーを目指したきっかけは、競艇好きだった父親と日高逸子元選手の存在だ。
中学生の頃、父親に連れられて芦屋競艇場を訪れ、男女の差関係なく戦う日高逸子元選手の姿を目にしたという。
その走りに感銘を受けた小野生奈選手は「男子にも勝てたら気持ちいいだろうな」と思い、ボートレーサーに憧れるようになった。
高校卒業後は、ボートレーサー養成所の入所試験に挑戦。
1度目は不合格となったものの、諦めずに再挑戦し2度目の受験で合格をつかみ取った。
こうして103期の養成訓練生となり、プロのボートレーサーを目指す生活が始まったのである。
退所寸前まで追い込まれた養成所時代
難関の入所試験を突破した小野生奈選手だが、養成所時代は「落ちこぼれ」と呼ばれるほど成績が悪かったそうだ。
当時の養成所には、リーグ戦の勝率が3.00を下回ると強制退所になる規定が存在していた。
小野生奈選手は卒業を控えた最後のリーグ戦で、最終レースが5着以下なら退所という状況まで追い込まれてしまう。
選手への道が懸かった一戦となったが、大きなプレッシャーをはねのけて2着でゴール。
無事に退所を免れただけでなく、それまで厳しい言葉をかけ続けていた教官から初めて褒められたという。
こうして小野生奈選手は103期生として養成所を卒業し、プロのボートレーサーとして新たなスタートを切った。
小野生奈の功績
大変だった養成所時代を乗り越え、晴れてプロとしてデビューした小野生奈選手。
デビュー後も苦しい時期を経験したが、徐々に才能を開花させ今では女子ボートレース界を代表する選手へと成長していった。
ここからは、小野生奈選手がこれまでに残してきた功績を時系列に沿って紹介していく。
デビューから1年半後に初勝利
小野生奈選手は2008年11月8日、地元芦屋でプロデビューを果たした。
ただ、デビュー直後は思うような結果を残せず、勝利を挙げられない時期が続く。
待望の初勝利を飾ったのは、デビューから約1年半後となる2010年5月1日。
6号艇6コースからまくり差しを決め、デビューから180走目にして待望の初白星をつかみ取った。
同期全体の初勝利までに要した出走数は平均約83走で、小野生奈選手の180走は同期の中でも遅い部類に入る。
深谷知博選手がデビュー初戦、北山康介選手が2走目で勝利していたことを考えると、結果が出ない時期の長さは際立っている。
それでも苦しい下積みを乗り越えて地元水面で挙げた一勝は、後にトップレーサーへと駆け上がる大きな一歩となった。
2013年に初優勝しA1級へ飛び級
初勝利を挙げた小野生奈選手はその後も着実に成績を伸ばしていき、2013年は年間46勝・優出8回・勝率6.12を記録。
そして、同年12月26日にボートレース蒲郡で行われた「男女W優勝シリーズ 2013ファイナルカップ」では、3号艇3コースからまくりを決めて初優勝を果たした。
これらの活躍によって、翌2014年にはB1級からA1級へ飛び級で昇格。
デビュー当初は苦戦していた小野生奈選手だが、初勝利から約4年でトップレーサーの仲間入りを果たしたのである。
2017年にレディースチャンピオン初優勝
小野生奈選手は2017年8月、地元のボートレース芦屋で開催されたG1「第31回レディースチャンピオン」で優勝を果たした。
前年の同大会では優勝戦2着に敗れたが、2017年は予選を好成績で突破し、優勝戦は1号艇を獲得。
当日は風速7メートルの強い向かい風が吹き、小野生奈選手のスタートもコンマ19の5番手タイと決して早くはなかった。
それでも1マークではインから全速で旋回し、後続を寄せ付けない走りで逃げ切りに成功。
デビュー9年目にして初のG1制覇を達成し、優勝賞金1,000万円を手にした。
前年の雪辱を地元水面で果たしたことで、小野生奈選手は女子トップレーサーとしての地位を確かなものにしたのである。
小野生奈の師弟関係
女子ボートレース界の第一線で活躍する小野生奈選手も、先輩レーサーから指導を受けながら成長してきた。
現在では自身も弟子を迎え、かつて教わった技術やレースへの姿勢を後輩へ伝える立場となっている。
ここからは、小野生奈選手の成長を支えた師匠と、その教えを受け継ぐ弟子について紹介していこう。
師匠は80期の吉田弘文
小野生奈選手の師匠は、福岡支部に所属していた80期の吉田弘文元選手だ。
吉田弘文元選手はG1優勝やSG優出の実績を持ち、長年にわたってA1級で活躍してきた実力者である。
2人が師弟関係を築くきっかけとなったのは、ボートレース常滑で斡旋が重なった際の出来事だった。
練習中の小野生奈選手を見た吉田弘文元選手は、ターン時のハンドル操作について「少しずつではなく、思い切りハンドルを入れなさい」と助言。
この言葉を受けた小野生奈選手は、思い切ってハンドルを切ることで全速ターンの感覚をつかんだという。
的確な指導に感銘を受けた小野生奈選手は、自ら吉田弘文元選手へ弟子入りを志願した。
その後も厳しい指導を受けながら技術を磨き「吉田さんのおかげで今の自分がある」と感謝を口にしている。
小野生奈選手の武器である鋭いターンは、吉田弘文元選手の教えによって磨かれたものなのだ。
弟子は128期の奥村明日香
小野生奈選手の弟子は、同じ福岡支部に所属する128期の奥村明日香選手だ。
奥村明日香選手は2021年5月にデビューした若手レーサーで、以前から小野生奈選手のレーススタイルに憧れを抱いていたそうだ。
奥村明日香選手によると、初対面では相手に遠慮され課題まで率直に伝えてもらえないことが多かったとのこと。
その中で、小野生奈選手は厳しい意見を伝えてくれたため「自分のことをしっかり見てもらえている」と感じ、2回目に会った際に自ら弟子入りを志願した。
現在も師弟関係は続いており、月に1〜2回ほど食事へ出掛けレースやモーター調整・プロペラの形から私生活まで幅広く語り合っている。
吉田弘文元選手から厳しくも的確な指導を受けた小野生奈選手は、自身も同じ姿勢で奥村明日香選手の成長を支えているのだろう。
小野生奈の旦那は同期の北山康介
小野生奈選手は、東京支部に所属する北山康介選手と結婚している。
北山康介選手は103期生で、小野生奈選手と同期である。
結婚当時は本人たちから正式な報告がなかったものの、競艇関係者のSNS投稿をきっかけに2人の関係がファンの間で話題となった。
ここからは、2人の結婚が知られるようになった経緯や子ども、夫婦で出演した公式動画について詳しく紹介していく。
原田幸哉が発表前に誤爆
小野生奈選手と北山康介選手の結婚が話題となったきっかけは、原田幸哉選手のSNS投稿だったといわれている。
2022年1月11日頃、原田幸哉選手が「せいなとこうちゃんの結婚パーティー」との内容の投稿があったと複数の競艇メディアが報じた。
「せいな」は小野生奈選手「こうちゃん」は北山康介選手を指していると推測され、ファンの間で2人の結婚説が浮上。
実際に元投稿に寄せられたとされる返信には「結婚?せいな?まさか小野生奈さんですか?」と書かれており、当時の反応を確認できる。
ただ、原田幸哉選手の投稿はすぐに削除されており、現在は元の文章や画像は確認できない。
当時は本人たちから結婚が発表されていなかったこともあり、この投稿をきっかけに2人の関係が大きな注目を集めることとなった。
2022年10月第1子となる男の子を出産
小野生奈選手は2022年2月のボートレース宮島を最後に斡旋が入らなくなり、長期欠場に入った。
当時は欠場理由が発表されていなかったが、同年10月27日に日高逸子元選手が更新したブログで、男の子を出産していたことが判明。
ブログには出産から10日ほど経過していると書かれていたため、実際に生まれたのは2022年10月中旬頃とみられる。
その後の2023年2月には、スポーツ報知が産休中であったことを報じ、長期欠場の理由が結婚に伴う妊娠・出産だったことが広く知られるようになった。
夫婦で公式動画へ出演
小野生奈選手と北山康介選手は2026年2月1日、ボートレース福岡の公式YouTubeチャンネルで公開された動画へ夫婦そろって出演した。
2人は103期の同期であり夫婦でもあるレーサーとして登場し、同期ならではの関係性や夫婦にまつわる話を披露している。
それまでにも小野生奈選手が北山康介選手を夫として扱う動画は公開されていたが、夫婦そろって出演するのは珍しい機会となった。
小野生奈の復帰後の成績
小野生奈選手は2022年2月から産休に入り、約1年1か月にわたってレースを離れていた。
出走回数の不足によって級別はB2級まで降格したが、2023年3月24日にボートレース若松で実戦復帰。
| 年 | 出走数 | 1着数 | 勝率 | 1着率 | 2連率 | 3連率 | 優出 | 優勝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年 | 148 | 38 | 6.91 | 25.6% | 54.0% | 65.5% | 8 | 1 |
| 2025年 | 239 | 84 | 7.03 | 35.1% | 57.3% | 69.0% | 11 | 3 |
| 2024年 | 170 | 50 | 6.35 | 29.4% | 40.5% | 61.1% | 4 | 2 |
| 2023年 | 147 | 46 | 7.16 | 31.2% | 53.7% | 78.9% | 7 | 0 |
長期欠場を経てもトップクラスの実力は衰えておらず、現在では産休前を上回るほどの成績を残すまでに復活を遂げた。
ここからは、小野生奈選手が復帰後に記録した勝率や、これまでに獲得した賞金額を詳しく紹介していく。
2026年に女子勝率5位に輝く
小野生奈選手は、産休から復帰した2023年以降も安定した成績を残しており、2026年には女子勝率5位に輝いた。
| 順位 | 登録番号 | 選手名 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 4502 | 遠藤エミ | 7.39 |
| 2位 | 4050 | 田口節子 | 7.23 |
| 3位 | 4208 | 三浦永理 | 7.08 |
| 4位 | 4433 | 川野芽唯 | 7.05 |
| 5位 | 4530 | 小野生奈 | 6.91 |
2025年に年間3回の優勝を飾ると、翌年5月の徳山オールレディースでも優勝。
復帰後のとあるインタビューでは「もうSGに出るとか言えない」と現在の立場を控えめに語っていたが、翌年には女子勝率トップ5という劇的な活躍ぶりを見せている。
産休を経て再び女子トップクラスへ返り咲いた小野生奈選手が、今後どこまで順位を押し上げるのか目が離せない。
生涯獲得賞金額は4億円超
小野生奈選手の生涯獲得賞金額について調べたところ、4億円を超えていることが分かった。
| 年 | 獲得賞金額 | 女子賞金ランキング |
|---|---|---|
| 2026年 | 24,654,000円 | 8位 |
| 2025年 | 40,654,466円 | 8位 |
| 2024年 | 19,989,732円 | 53位 |
| 2023年 | 18,770,000円 | 54位 |
| 2022年 | 4,697,000円 | 208位 |
| 2021年 | 39,128,266円 | 7位 |
| 2020年 | 46,596,233円 | 4位 |
| 2019年 | 30,335,000円 | 12位 |
| 2018年 | 41,907,532円 | 1位 |
2018年は4,190万7,532円を獲得し、女子賞金ランキング1位に輝いた。
2020年には4,659万6,233円を獲得し、確認できた期間内では年間最高額を記録。
産休に入った2022年は469万7,000円まで減少したが、復帰後は徐々に賞金額を伸ばしている。
2025年には4,065万4,466円を獲得して女子8位まで順位を上げ、2026年も前期の時点で2,465万円を獲得。
再び女子賞金ランキング1位の座に輝くことができるのか、今後の小野生奈選手の活躍に注目だ。
小野生奈はSNSを利用していない
小野生奈選手のSNSについて調査したところ、本人が運用していると確認できるXやインスタのアカウントは見つからなかった。
個人での情報発信は行っていないとみられる一方、ボートレース場や競艇メディアの公式SNSにはたびたび登場している。
レース中の写真やイベントの様子、優勝インタビューなども投稿されているため気になる人は「#小野生奈」で検索してみるとよいだろう。
小野生奈のまとめ
今回は小野生奈選手ついて紹介した。
- 父親と日高逸子の影響で選手を目指した
- 養成所時代は退所寸前まで追い込まれた
- 2013年に初優勝・2017年にG1初制覇を達成
- 2018年には女子賞金ランキング1位に輝いた
- 師匠は吉田弘文元・弟子は奥村明日香
- 北山康介と結婚し2022年10月に男の子を出産
- 約1年1か月の産休を経て2023年3月に実戦復帰
- 本人が利用しているSNSアカウントはない
父親と日高逸子元選手の影響でボートレーサーを志し、退所寸前まで追い込まれた養成所時代を乗り越えプロデビューを果たした。
2017年にはG1「レディースチャンピオン」を制し、2018年には女子賞金ランキング1位に輝くなどの華々しい活躍を見せた。
プライベートでは、同期の北山康介選手と結婚し、2022年10月には第1子となる男の子を出産。
約1年1か月の産休を経て2023年3月に復帰すると、翌2024年前期にはA1級へ返り咲いた。
長期欠場を乗り越えて再び第一線で活躍する小野生奈選手が、今後どのような成績を残していくのか注目だ。


















