今回は、熱狂的競艇ユーザーであり、モーターマニアと公言している私が。
「モーターの交換時期」について詳しく紹介したいと思う。
競艇界のプリンス峰竜太は…。
「このエンジンは良くない。大事なところがない。ターンの押しとか乗り心地とかグリップとかが皆無。スタートも届かない」
と公言したこともあり、モーター1つでその順位は大きく変わるため、勝負に必要不可欠な要素となる言わば”心臓”のようなものなのだが・・・。
実は、選手の調子が悪いわけでも整備が失敗しているわけでもなく『モーターが交換されたタイミング』が関係しているケースが多いことがわかった。
「前の開催まではよく伸びていたモーターなのに、急に走らなくなった」 「エースモーターと呼ばれていたのに、最近は全然目立たない」
そんな”違和感”はまさにそれ。
従って、モーターの交換時期は選手にとっても、予想する我々ファンにとっても絶対に軽視できない要素。
このタイミングを理解していないと、モーターの強い・弱いという評価を間違えてしまうだけでなく、これまでの成績データやレース前の展示タイムの見方までズレてしまう。
本記事では、競艇歴25年のモーターマニアである私が、モーターの交換時期・交換理由・交換前後の評価のコツまで徹底解説!
競艇歴25年の私ですら、この重要性に気づくまで1年以上かかった集大成を、ぜひ最後までご覧あれ。
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目次
全国24会場のモーター交換について
早速ではあるが、全国24会場のモーター交換の入れ替え時期について解説していく。
モーターは1年に1回新品のモノへと入れ替えされ、交換後はその日から再度1年間使用される仕組みだ。
今回のテーマとは直接的に関係こそしないが、モーターと同時期にボートも交換されるので、頭の片隅にでも置いといてくれ。
交換時期は各競艇場によって異なり、全国で一斉にモーターとボートが交換されるような事はない。
交換の際には祈願をして1年間無事に使用できる事と安全を願っている競艇場もあるようだ。
先程、全国で一斉にモーター・ボート交換が行われる事はないと説明したが、具体的にはどの競艇場がいつ入れ替えているのか。
気になる人もいると思うので、紹介していこうと思う。
前提として先にお伝えしておくと、全国24場の中でモーターとボートを同時に交換する競艇場と別々に入れ替える競艇場がある。
どの競艇場がいつモーターとボートを交換しているのか知るだけでも参考になるはずなので、チェックしておいてくれ。
モーター交換時期を一覧で紹介
それでは早速、全国24会場のモーター交換時期を紹介していく。
| 時期 | 競艇場 | モーター |
|---|---|---|
| 1月 | 児島 | 別時期で交換 |
| 2月 | 下関 | 同時交換 |
| 3月 | 大村・住之江 | 大村は別時期 |
| 4月 | 江戸川・浜名湖・三国・尼崎・鳴門・徳山 | 浜名湖・徳山は別時期 |
| 5月 | 蒲郡・芦屋 | 芦屋は別時期 |
| 6月 | 平和島・びわこ・福岡 | 同時交換 |
| 7月 | 戸田 | 同時交換 |
| 8月 | 多摩川・唐津 | 唐津は別時期 |
| 9月 | 津・宮島 | 津は別時期 |
| 10月 | なし | なし |
| 11月 | 丸亀 | 別時期で交換 |
| 12月 | 桐生・常滑・若松 | 別時期で交換 |
※時期は多少前後する場合あり
13会場はモーターとボートを同時入れ替え、11会場が別々に入れ替えを行なっている。
全ての競艇場で一度にモーターを入れ替えしないのはなぜなのか。
また、モーターとボートの交換時期をわざわざずらしているのに理由はあるのかと思った人も居るだろう。
気になった方も居ると思うので、次の章で解説していこうと思う。
モーターの入れ替えが被らない理由
なぜ、モーターとボートの入れ替えを一斉に出来ないのか。
その理由はモーターとボートを一度に製造できないからだ。
競艇で使われるモーターとボートは『ヤマト電動機』の同一規格のモノを使用している。
1つの競艇場で用意されるモーターとボートが大体70機なので、24場にすると約1700機必要となってしまう。
モーターやボートは1つ1つ細部まで拘って作成される事もあって短期間で一度に大量生産は出来ない。
その為、競艇場毎に入れ替え時期をずらして生産が間に合うように工夫されているという訳だ。
最たる理由は上記にあるが、その他にも一度に大量のモーターやボートを運送するため、運送時期が被ると期限内での到着が間に合わない事も1つの理由。
この様に、多くの人が携わってモーターやボートの入れ替え作業は行われている事を覚えておいてほしい。
モーター交換を行う理由
『なぜ交換するのか?』と思った人もいるだろう。
モーター交換を行う理由は様々あるが、その理由を知っている人は少ないはずだ。
交換される事によってどんなメリットがあるのか、そして交換する事がレースや予想にどのような影響を与えるのか。
知っているだけでも、ボートレースへの考え方や見方が変わるはずなので、目を通しておいてくれ。
公平なレース環境を保つため
交換する理由として挙げられる1つ目の理由が、公平性。
馬力が出ている超抜機と呼ばれる良いモーターを交換しないと、ずっとそのモーターが強いままとなってしまう。
抽選でもそのモーターを引けるかどうかで選手のモチベーションや調整の有無に大きく関わってくるのだ。
超抜機(別称:お化けエンジン)を引けた選手は節間で好成績を収められるが、低調機を引いてしまうとそれだけでその節で活躍は難しくなる。
一定は仕方ない部分もあるが、その状況がずっと続いてしまうのはボートレース協会としても不本意と考えているのは間違いない。
だからこそ、モーターを入れ替え全ての選手に性能が近しいモーターを行き渡るようにする事で、圧倒的に有利なモーターを作らない仕組みにしている。
安全面とモーター性能を維持
2つ目の理由が安全面とモーター性能の維持。
1年間滞りなく開催されている競艇、さらに言うとレース毎に高負荷がエンジンにはかかっている。
さらには、転覆や選手の落水によって沈没などすれば当然エンジン性能は低下していく。
耐久性や出力が落ちれば、レースにも影響が出るだけでなく破損などによる選手の怪我といった安全面でも不安が残ってしまう。
競艇選手はあくまで調整に長けているだけで、モーターの部品1つ1つや耐久値を上げるような事はできない。
特に最近は『競艇』から『ボートレース』へと変化を遂げて、より一層安全面には注力が注がれている。
そのため、モーター交換を行なって安全面とモーター自身の性能の維持に努めているのだ。
現行のルール
モーター交換が行われる理由で最後に伝えるのが『現行のルール』について。
現行のルールってなんだ?と思った人も居るだろう。
1番わかりやすく伝えると『持ちペラ』制度の廃止にある。
平成24年(2012年)までは選手が自分専用のプロペラを独自に持ち込み調整する事が出来ていた。
しかし、あまりにも選手によってモーター性能差が出てしまう事で2013年よりプロペラも競艇場の貸し出し制に変更。
これにより機力差を少なくして、全選手に勝てるチャンスを作るようになった。
上記2つでも触れた公平性・安全性と合わせて、紹介した3つの理由が1年に1回モーター交換される理由だ。
モーター交換が行われる前後の影響
ここまで、モーター交換についての時期や交換が行われる理由について解説してきた。
では、交換する事で何が変わるのか。
ボートレース公式HPに記載される表記が変わるのはもちろんだが、その他にも見るポイントなどが変わってくるのをご存知だろうか?
『どこを見るの?』『どうやって見るの?』『見て何を知ればいいのか』など気になる人も多いはず。
ここから先は、そんなモーター交換が行われる事による影響を交換する前と後でどう違うのかを解説していく。
タメになる事もあるはずなので、ぜひ参考にしてくれ。
交換前は良いモーターと悪いモーターが明確にわかる
先ほど、各競艇場のモーターの交換時期をお伝えしたと思う。
交換時期を知っておけば、モーターとしてのデータが使用できるくらいから連対率のパーセンテージを参考にできる。
最もわかりやすい例として2025年SGグランプリを題材として説明させていただこう。
グランプリが行われるのは例年12月で競艇場は住之江競艇場での開催が多い。
住之江競艇場のモーター交換時期は3月となっているので、機歴(使用期間)は9ヶ月となる。
さらに、グランプリ出場者の18名には住之江競艇場で好成績を残しているTOP18機が抽選によって決まる仕様だ。
ここまでの説明で勘が良い人なら気づいただろう。
グランプリに出場している選手のモーター番号を覚えておけば、3月の交換時期までそのモーターに注目しておける。
初めから良いモーターを知っている状態とそうじゃないのでは競艇予想をするなら雲泥の差だ。
今回はグランプリと住之江競艇場を題材にして説明したが、どの競艇場でも交換から半年も経てば明確に良いモーターと悪いモーターが分かる。
良いモーターと悪いモーターは各競艇場の公式HPで紹介されている事が多いが、他にも艇国データバンクのモーター情報が参考になる。
画像引用元:艇国データバンク
モーター毎の勝率・連対率・優出と優勝回数・タイムなどを知る事ができる。
開催前の段階から注目できるモーターを抑えておいて、実際のレースを見て機力を判断するというのがより一層ボートレースを楽しめる要素になるだろう。
交換直後は機力がわからず高配当連発
次は交換直後によるモーターの変化を解説していく。
交換前と違って、交換直後は良いモーターと悪いモーターがわからない。
上記はモーター交換が行われた直後の桐生競艇場の節間全成績。
ご覧の通り、節間で万舟は14回も出ている。
これが多いのか少ないのかが分からない人も居ると思うので、桐生のモーター交換前の5日間開催の結果を見てみた。
すると、節間で万舟が決着していたのは7回。
モーター交換直後に比べて半分も出現回数が少ない結果となっていた。
なぜ、モーター交換直後は高配当が頻発するのか。
最大の理由は『機力が不明瞭でデータが全く役に立たない』事にある。
交換前は”超抜機”や”低調機”があらかじめわかっているので、モーターの連対率を参考にできる。
しかし、交換された直後だと機力が分からないため、展示やレース勘などからそのモーターの良し悪しを判断しなければならない。
その結果、予想も難解となり思わぬB級選手がA級選手に勝つといったレースも多くなり、万舟決着が多くなるのだ。
穴党の人には絶好の舞台となるが、競艇を始めたての人などはデータが貯まるまで様子見をするのが賢明と言えるだろう。
最低5節間は様子を見る
モーターの入れ替えが行われてすぐに良いモーターがわかるかと言われたら、簡単にはわからない。
1節だけでも当然選手の良し悪しで成績は大きく変わってしまう。
モーターで大事なのは、誰が乗り手であっても馬力の高いモーター性能を維持できる事。
2連対率や3連対率のパーセンテージが固まるまでは大体目安として5節間。
目安としては2連対率が45%〜50%、3連対率60%〜65%台の結果を叩き出しているモーターは超抜機候補と言って良いだろう。
注意しておかなければいけないのが、たとえ5節目以降であってもモーターの使用歴は確認しておかなければいけない。
本記事でも解説したが、モーターは抽選で決まるので、抽選で引かれなかったモーターは1節間使用されない。
開催5節を過ぎて連対率が高いモーターを見つけても、そのモーターが5節以上使用されているかどうかは必ず確認しておこう。
5節以上使用されていて目安で伝えた結果を叩き出しているモーターなら積極的に狙う事をおすすめする!
モーターの良し悪しは各競艇場の公式HPでも紹介されているので、開催前などは見ておくと良いだろう。
意外と知らない公式サイトの見るポイント
最後にお伝えしておくのがモーターの状態を知るために見るべきポイントだ。
この情報については意外と軽視している人が多いのに、有益な情報を出しているので見逃しがちな人がたくさんいる。
公式からどういったポイントを見れば良いのかを解説していくので、目を通しておいてくれ。
まず1つ目がピットレポート。
ピットレポートとは選手の出走する選手のコメントをまとめたものだ。
上記のように選手自ら現在のモーターの状態をコメントしてくれる。
モーター交換前であればコメントからでも、モーターの良し悪しを図れるだろう。
交換後は選手の成績がモーター依存なのか、選手の腕依存かを知れる機会になる。
モーター由来なら次節以降も参考んできるし、選手の腕ありきとなれば次節以降も様子見すると良い。
注意点がボートレース公式でのピットレポートはG2レース以上しか掲載されないので、一般レースなどは各競艇場の公式HPから確認してくれ。
もう1つが競艇場毎のHPで確認できる『オリジナル展示データ』。
こちらも公式でのみ掲載されている情報でありながら軽視している人が多い印象だ。
活用するためには競艇場のホームページへとアクセスしなければいけないものの、データとしてはかなり有用。
ボートレース公式とは違って一周・まわり足・直線タイムを確認する事ができる。
言わずもがな、このタイムを見るだけでもモーターの馬力がどれだけ出ているか確認可能だ。
単純な選手の成績だけでなく、モーターがしっかりと馬力を出せているかどうかを確認するためにも見ておくと良いだろう。
オリジナル展示データに関しては、戸田・江戸川・多摩川・津・びわこ・住之江は公開をしていない。
展示データを知るためには本場へと足を運ばなければ確認不可となっている。
その他の18場はHPで公開しているので、参考にしてみると良いだろう。
モーターの交換時期についてまとめ
いかがだっただろうか。
今回は競艇のモーターとボートの交換時期について紹介させていただいた。
「交換時期を知って何が変わるのか?」と思っていた人も、交換の重要性や交換後のモーターの狙い方がわかっただろう。
しかし、中には「モーター情報について多少わかったけど、まだ予想に組み込めない」「そもそも予想が難しい」と考えている人も居るはず。
無理もない、競艇予想はそんなに一筋縄ではいかないから面白いのだ。
それでも簡単に予想を当てたい、役に立つ情報を知りたいと思っている方におすすめしたいのが競艇予想サイトだ。
競艇予想サイトはプロの予想家などやデータ収集に長けた人物が買い目を提供してくれるサイトの事。
中には稼げない悪徳サイトもあるが、エースモーターズでは長年のボートレース経験を活かして予想サイトを徹底的に検証してきた。
今回はそんな検証した中からモーター情報も活かした予想を提供しているサイトを3つピックアップ。
| 順位 サイト名 |
検証して 一言 |
戦績 的中率 |
収支 平均収支 回収率 |
舟券代合計 平均舟券代 払戻合計 最高払戻 |
|---|---|---|---|---|
| サバイバー | 堅実勝利で いつの間にか 大幅プラス! |
23戦16勝7敗 69% |
+260,200円 +11,313円 213% |
230,000円 10,000円 490,200円 63,200円 |
| ボートキング | デカく 勝つなら ここ! |
33戦29勝4敗 87% |
+1,353,200円 +41,006円 270% |
792,000円 24,000円 2,145,200円 340,400円 |
| 競艇会議 | 大きく勝ちたい そのうえコストも 押さえたい! |
25戦21勝4敗 84% |
+700,100円 +28,004円 566% |
150,000円 6,000円 850,100円 34,000円 |
合計の収支がプラスにできたことはもちろん、今勢いに載っているのは間違いなくこの3サイト。
自分の予想にアクセント加えるも良し、丸乗りするだけでも十分運用可能だ。
登録、退会、年会費まですべて無料なので、すべて登録してみて自分の1番使いやすいものを利用していくのもあり。
ぜひ今回紹介したモーター情報と合わせて活用してみてくれ!












